内容説明
南を目指して旅をする凄腕ハンターのルークとレイリアの前に、師匠エドに似た青年アーウィンが現れる。彼を見て心揺れるレイリアに、ルークは彼女への想いを自覚するが…。そんな中、ルークたちが乗った船は、魔の海域で身動きがとれなくなってしまう。脱出不可能な海域で、ネフィムの歌声に魅入られ消えていく乗員たち。彼らを捜すルークたちに、海の猛獣ティラントが襲い掛かってきて…!?葉山透の大人気シリーズ完全版第3弾登場!!
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
みどり
6
結局、このあと7年の時間をかけて、ラストの1冊までこぎつけたのね。 9Sにしても、ミナトにしても、この人唐突に本を出さなくなるから気になるのです。2020/07/05
みどり
4
続きは出てないんだよね。とりあえず、1話完結ものではあるけれど、すでに15年、もう出ないのかな。2017/05/07
ふじ
0
今回は海が題材とあって、後半~書き下ろしにあった海に関する謎辺りがお気に入りです。『魔海』とあるだけにもっと凄い事を想像していましたが、若干肩すかしをくらいました…。吟遊詩人がいい味を出していたと思います。ルクレリシリーズに出てくる登場人物は皆前向きな考えを持っているので、読んでいて「自分ももっと長い目で世の中を見ていこう」という気持ちになれます。2013/01/26
みかづき
0
富士見ミステリーではここで終わりだったのかあ。キリがいいといえばそうですけど、まだこの後に4巻があるのは嬉しい。海面が鏡のようになるという完全な凪というのはぜひ生きている間に一度見てみたい。ジルとトールがどうして結婚したのか詳しく知りたかった。恋も冒険も急展開、とあったけど恋のほうはやっぱりこれくらいのほうが二人らしいなと。2012/06/15
幸守舞
0
主人公達の関係が気になる今日この頃。2009/07/28