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内容説明
ごく普通の高校生・水沫伶(みなわ・りょう)は、ビルの屋上から飛び降り自殺をした少女の巻き添えを食ってしまう。奇跡的に生還を果たすも、その日から見えないはずのものが見え、聞こえないはずのものが聞こえるようになる。そんな彼の前に謎の美少女・北杜笙(ほくと・しょう)が現れ、こう告げる。「あなたは半分だけ死者の世界の住人になってしまったの」平凡な日常は崩壊し、「生者」と「死者」の織り成すドラマが始まる! 人間の心の闇を描くサスペンス・ファンタジー!
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。
合縁奇縁
42
普通の高校生、水沫伶は不慮の事故で臨死を経験するが、その間にヴァムピール、バロンと不完全な同化をしてしまい、「半死人」としてよみがえってしまう。見えないはずのものが見え、聞こえないはずのものが聞こえるなる設定が八雲に似てるなって思いました。2017/12/01
まりもん
21
飛び降り自殺に巻き込まれて1度死んだが1分後に生き返ったことで、霊などが見られるようになってしまった伶。この事態を受け入れる器が凄いな。2012/11/04
夜の女王
19
☆☆☆ 初読の時は、吸血鬼物に辟易していたのでイマイチ評価になったが、再読したら結構面白い。樹さんは何書いてもレベルが高い。男爵と伶にアン・ライス(インタヴュー・ウィズ・ヴァンパイア)がかなり入ってる。が、それよりずっと明るくてさっぱりした関係。伶のキャラもあるけど、キリスト教国のようなうっとうしい背徳感が無くて、そこがいい。さて、男爵と伶、笙とカンタレッラ、そして笛吹の関係がどうなっていくのか・・・早く続きを書いて欲しい。2014/09/10
ako
13
ずっと探しててやっと入手。心停止したあと生き返った伶は霊が見えるようになる。吸血鬼のように人の負の感情を食べて生きるヴァムピールと共存する笙との出会いを通して死と生の狭間の世界を知る。2017/05/16
佳蘋(よし)
13
大好きな樹なつみ先生の作品。設定がいろいろツボです。みほちゃんが可哀相で可哀相で。ただでさえ辛い目に合っていたのに、実の母親はあれじゃ救われない。2012/02/28




