内容説明
本書は、2001年から2003年の個人誌『風』と同人誌『三角点』への発表から選んでまとめた。作家・文化人からの図書館批判や研究者による貸出サービス批判への反論等を柱に、時代の動きに対して、図書館現場の視点から図書館サービスと職員のあり方を論じる。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
こはね
1
複本や著作権など図書館に関する議論に鋭く反論していて小気味良い。納得でき、勉強にもなる。図書館好きには薦めたい。2011/10/24
ぽんまま
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図書館を社会目線でとらえている?現場司書の経験をもとにしているだけ他館のコメントやら興味深いものばかりだった。カウンターサービスがなるほど!!とおもしろかった2011/07/09
ツキノ
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ものすごく興味深く、おもしろく読んだ。図書館が複数のベストセラーを持つこと(複本購入)やカウンターサービスのあり方、チェーホフが地元図書館に行っていた寄贈やアドバイスなど。図書館界が抱える問題を司書としての長年の現場経験者の立場から、しかしながら公平に論じている。2011/04/14
しげパレード
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半分くらい複本問題関連の印象。学生への教科書というより現場の職員向き。図書館員の持つべき基本姿勢がしっかり踏まえて書かれてて、人のふり見て我がふり直せです。2011/05/09
さなだ
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図書館 学生時代に習った先生の御本。2009/06/08