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内容説明
三代将軍・家光と愛し合うようになった有功(ありこと)。やっと、かけがえのない想い人と居場所を手に入れた二人だが、歴史の流れはそれを許してくれない…。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
明智紫苑
114
予習と復習の再読。女将軍家光の毅然とした美しさは、さすがはヒロインだ。ところで、神原さん一家って、ひょっとして幕末の重要人物のご先祖様になるのだろうか? 単なる「庶民の代表」ではなさそうな気がするね。2015/06/15
れみ
107
引き続き、家光(千恵)・有功編。世継ぎをつくらせるための春日局のやり方は家光も有功や、もっとたくさんの人たちの人生も変えてしまったけど…彼女の歩んだ人生を思うと、それもまた辛いなあ…。そんなシリアスな展開のなか、将軍相手にも言いたいことを言う玉栄が結構好きかも。でも稲葉正勝とかも好きかな…!あと合間にある農村のエピソードもだんだん進んでいくのでそっちも気になる。大奥とか武士階級のお話と、農村や江戸市中とかの市井のお話が、両方読めるのも凄く良いと思う。2013/12/17
文庫フリーク@灯れ松明の火
98
表紙は千恵さまの表情なのに最終ページ、御簾があがって現れたのは女将軍・家光の顔。この将軍さまは器がでかい。春日の局逝く。伝右衛門含め、よしながさんはただの悪人では終わらせないのだなぁ。還俗させられたとは云え、有功は僧形の登場時より仏性を感じてしまう。『見栄っぱりやろ?』のセリフに人としての哀しみも。百姓さと様はこのあとストーリーにどう絡んでくるのだろう。ますます先が気になります。2010/11/01
greenish 🌿
90
(再読)将軍は女、大奥には美男三千人。男女逆転大奥絵巻。第3巻 有功・家光編 ---心通わせる家光と有功であったが春日局の計略により哀しい道を辿ることに・・・。母になり聡明さを開花させた家光を見る眼差し、襖を斬りつけるしかなかった一夜の懊悩、玉栄に託す切なる願い。あ~有功の胸中、苦しすぎる・・・。2014/04/27
小梅
75
登場人物それぞれが苦しみ切ない。ついに春日局が亡くなった。2013/12/05