ジェッツコミックス 大奥 14巻

著者名：よしながふみ【著】

白泉社（2017/03発売）

• ISBN：9784592145486

内容説明

将軍、家定に薩摩から輿入れした胤篤。その真の素顔と目的は！？　家定、瀧山、胤篤の関係は――！？待望の第14巻配信開始！！

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

[明智紫苑]

ああ、ついに阿部さんが…（涙）！　現代にこの人がいれば、こちらの「アベ」さんに総理大臣になってもらいたいがなぁ。

2017/03/03

[れみ]

ついに出会った家定と胤篤。次第に心を通わせ仲睦まじい様子。いいなあ。その近くで怒ったり困ったり心配したりしてる瀧山も好きだなあ。そしてなんといっても阿部正弘。かっこよくて惚れてしまいそう。早すぎる死だけど…いままでの自分の人生をひとつの物語にして編んだ時心が安らぐもの…っていう篤胤が家定を慰める言葉にぐっときた。それにしても…幕閣をまとめていた阿部の死によってアメリカとの通商条約や継嗣問題などを抱えるなか堀田正睦の失態や井伊の台頭など今後の幕政が心配な展開。あと家定に子ども？どうなるんだこれから。

2017/03/15

[星落秋風五丈原]

ツンデレの将軍カップル。最初は島津家の思惑通り動いていた篤姫こと篤胤がどんどん家定に惹かれていく。一方で忠臣阿部が亡くなってゆく。才能もやりたいこともあった彼女の無念と、主君の幸せを見届けて満足げな笑みが印象に残る。

2017/02/28

[あきぽん]

いよいよ薩摩藩分家のあの人が将軍家へ輿入れして、幕末の役者がぞくぞく登場！帯に「受験の新・入門書　江戸の歴史がわかる　性別以外歴史に超忠実」なんて書いてありますが、しっかり少女漫画です（笑。だけど、この作品で大人の私も江戸の歴史を学ばせてもらいました。ジェンダーについて考え、女の夢を見せてもらいました。史実から離れた意外な展開に驚かされもしました。よしなが先生にしか描けないであろう、漫画という表現でしかできないであろうこの作品の新刊が出るの、８か月に１度のお楽しみです。

2017/03/02

[またおやぢ]

うぅ～ん…歴史的事実をつらつらと並べているだけならば、女性が将軍という設定でなくても良いのではないのかしらん？と考えてしまったシリーズ第14巻。まあ最後の数ページで話しが在らぬ方向に進む予感したので、次巻に期待する事にしましょうかね。はい。

2017/04/01