内容説明
宇宙刑事に協力して犯人をつかまえたり、自宅が宇宙の不動産屋に魔改造されたりと、相変わらず騒々しくも楽しい日常を送るヒロインの活躍を凝縮した短編１１本収録。人気シリーズの堂々の最終巻！
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
とめこ
6
女子高生で人妻な主人公が日常的に宇宙絡みの事件に遭遇するライトSFコメディ最終巻。あーついに読み終わってしまった…寂しい。いい感じに力を抜いて読めるシリーズで良かったです。読んでて楽しかったｗ「太陽電池篇」「双六篇」「おばあちゃん仮説篇」、そして何といっても「クリーニング篇」が面白かった！重曹と酢水つよい。結局旦那さんと主人公の馴れ初めは無かったけど、おばあちゃん仮説篇での最後のやり取りがかわいかったのでとりあえず満足。なんだかんだ２人でビールを楽しむシーンで終わるのがこのお話らしくて良かったです。2017/01/19
ソラ
5
【読メ登録以前読了作品】 内容（「BOOK」データベースより） ヒロインが所属する文芸部の恒例行事、『双六大会』。コマに止まる度に札を引き、部員たちがそれぞれ札に書いてきた命令を実行しなければならないという闇鍋的な恐ろしい双六なのです!今年は何が起きてしまうのかしら…。部活のレクリエーションが宇宙を滅ぼす『魔』との対決になってしまったりと、女子高生の不思議パワー炸裂の『双六篇』をはじめ、ヒロインのへんてこりんな活躍を描く短編11本を収録。話題のまったり人妻SFコメディ、マイペースなまま最終巻でございます2007/10/25
しい太
2
一行一行がおもしろくて逆に読むのに時間がかかってしまいましたw変に小難しい話は無く、でも物理の話は割としっかりしているし、ちゃんとSFもしていて好きな人にはかなりツボです(^-^)初めて読んだのは高校1年生のときでおもしろいと思ったのですが1巻止まりだったので再読したら一気に読んでしまいました！この作品でシュレディンガーの猫を知りました(^-^;)アニメ化してほしいな…2014/04/25
nas
1
最終巻で今まで書いてなかった部分を一気に表に出して来た感じがしたけど基本的にはいつもと一緒。1巻であった白い本の設定とかも一切タッチされずに終了ですよ。しかし、検索しないと分からない単語がこんなに多いのは珍しい。検索しても分からないのとかあるし。そういうの嫌いじゃないけど。この中ではクリーニングの話が一番好きだった「なんでもかんでも綺麗さっぱり消してあげますよ」で「そこまで消してくれますか」って所がね。2007/08/31
sezmar
1
短編ばかりなので長編も読みたかった…だけど起きてることは派手なので長編にする必要ないのかも？ 道を歩いてるだけで地球や宇宙の危機に遭遇するのは運がいいのか悪いのか。
