- ホーム
- > 電子書籍
- > コミック(少年/青年)
内容説明
なんとか部誌の発行にまでこぎつけた漫画研究会だが、部員それぞれの内面では、杏の狙い通り様々な感情の軋轢が生じ始めていた。そんななか井之上は、先日ロッカー室で手を握ってしまったことにより、杏に嫌われたのではと不安に駆られる。そして彼女を駅まで送って帰る途中、ついに自分の恋心を打ち明けて…。部員たちの「理解者」を装い、それぞれの内面に巧みに接近していく杏。真意の見えない彼女の誘惑にひたすら翻弄される井之上を始め、漫研内部の人間関係は、次第に取り返しのつかない傷を負っていく…!!
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
FUU
3
平松が萌絵の絵を見てショック受ける所とかめっちゃリアルよなぁ...才能の有無を思い知らされても尚受け入れることが出来ないのが幼さなんだよなーって読みながら創作なんか全くしたことなくても精神的にボコボコにされる感じ。衣笠が作品出した後荒れるってのが創作する側の不安を端的に描いてる気がして怖かった。自分の中から出てくるものって限りがあるから出てこなくなったらどうしようという不安ってつきまとうよね。。これ読んでボコボコにされる感がない人って明るい人生を生きてらっしゃる気がする2015/06/05
なつき
2
漫画『ヨイコノミライ(2)』再読。最初に読んだのととっても印象が変わってきてるのは、やはり双子への印象だなあ。これやっぱつくりがすごいのかな、高校生時点の自分ではおんなじようになんかへらへらひどく見えた彼らが、いまなら「等身大のガチ寄りのひと」ってふうに見えてきているのな。2018/01/30
exsoy
2
自分の弱い部分を見ないように・・・2008/05/23
zerotwist(comic)
1
青木が狂言回しに見せかけて、ブレる≒成長するキャラなのが良い2014/05/25
烏鳥鷏
1
「漫画を書くのも手首を切るのも自分が消えてしまわないためのおまじないね」が印象に残った。この場合の漫画を書くことは商業的ではない自己満足の創作を指すが、痛くて独りよがりな作品でも体に傷残すよりはええと思う2014/02/25