- ホーム
- > 電子書籍
- > ビジネス・経営・経済
内容説明
本書は、「ビジョナリーカンパニー2 飛躍の法則」の補遺にあたる内容。「ビジョナリーカンパニー2 飛躍の法則」で分析した「偉大な存在となった企業の条件」は、営利企業だけではなく、さまざまな社会組織(Social Sectors)にまで押し広げて適用できると著者のジム・コリンズは主張する。
本書のなかで実際に取り上げられている社会組織は、ニューヨーク市警、クリーブランド管弦楽団、ガールスカウト、公立学校、大学、病院など広い範囲に及んでいる。
「営利」「非営利」という範疇を超えて真に「偉大な組織」となる条件は、理性的な選択と規律であると説く。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
亀山正喜
6
自分がNPOを運営しているため手にとった。和訳が少しわかりづらいが、「経済的原動力」→「資源の原動力」に代わる点を理解した。また、社会セクターでは、いわゆる財務的な成功がアウトプットになり得ないことから、各セクター毎にアウトプットを明確にする必要がある。自分の法人ではなにがアウトプットになりうるのかを検討していく必要があると痛感。針鼠の概念とともに、検討していきたい。まだまだやらなくてはいけないことがあると思えてうれしくなった。2018/09/15
手押し戦車
6
起業は事業から始める。非営利団体は適切な人を選び不適切な人を下ろす所から始めてからその後に何をするか決める。どんな苦境になっても勝つという確信を持って厳しい現実を最も厳しい直視をする規律を持って業務を遂行する。偉大な組織の飛躍の大部分は意識的な選択と規律によってなされる。最終的には時を告げるのではなく時計を作る。一代で終わったり短期で終わったりではなく何世代も続いていく組織こそ偉大である。どちらにしろ起業や非営利立ち上げは創業者の強い信念と勇気と行動力が必要とされる2014/03/11
ふろんた2.0
4
『ビジョナリー・カンパニー2 飛躍の法則』の社会セクター編。2012/07/28
mizk
2
ビジョナリー・カンパニー2のまとめ的な本だった。薄いからすぐ読める。振り返りになった。2019/11/19
kintaro
2
読みました。長期的に強い企業でいるためには個人ではなく、組織として強力な体制を作る必要がある。必ずしも強烈な個性を持った創業者で成り立つわけではない。人は死ぬことは決定されているから。組織として、基本理念に忠実な打ち手を講じていくこと、上手い方法と上手くない方法の区別と、取捨選択、改善を長期的に講じていくこと。というところをなんとなーく勉強しました。個人も同じ2018/03/08
-
- 和雑誌
- ***