集英社新書<br> 乱世を生きる 市場原理は嘘かもしれない(橋本治流ビジネス書)

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集英社新書
乱世を生きる 市場原理は嘘かもしれない(橋本治流ビジネス書)

  • 著者名:橋本治【著】
  • 価格 ¥693(本体¥630)
  • 集英社(2015/09発売)
  • 盛夏を彩る!Kinoppy 電子書籍・電子洋書 全点ポイント30倍キャンペーン(~7/27)
  • ポイント 180pt (実際に付与されるポイントはご注文内容確認画面でご確認下さい)
  • ISBN:9784087203189

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内容説明

従うべき理論がなくなって、どう生きて行けばいいか分からなくなった日本人は、「勝ったか、負けたか」の結果で判断するしかなくなった――本書は、こんな“腑に落ちる”話から始まります。そして、「生きることが幸福でありたいという感情。これこそが経済という人間行為の本質ではなかろうか」と、一筋の光明に向かって、力強く語り始めます。乱世の時代に対する、橋本治からの「解」がぎっしり詰まってます。【目次】はじめに/第一章 乱世と勝ち組/1 「勝ち組・負け組」の原理/2「乱世」を考える/第二章 たった一つの価値観に抗する/1 隠されたトリック/2 「勝ち組」という基準を持ち出した人達/3 たった一つの方向性/第三章 悲しき経済/1 経済とはなにか/2 誰かが考えてくれる経済/3 スーパーマーケットと日本経済/4 世界の容量/第四章 どう生きてったらいいんだろう?/1 なんにも出来ない構造/2 どう生きてったらいいんだろう?/第五章 あとがきとおまけの一章/1 あとがき/2 たとえば「世襲制度」について

目次

はじめに
第一章 乱世と勝ち組
1 「勝ち組・負け組」の原理
2「乱世」を考える
第二章 たった一つの価値観に抗する
1 隠されたトリック
2 「勝ち組」という基準を持ち出した人達
3 たった一つの方向性
第三章 悲しき経済
1 経済とはなにか
2 誰かが考えてくれる経済
3 スーパーマーケットと日本経済
4 世界の容量
第四章 どう生きてったらいいんだろう?
1 なんにも出来ない構造
2 どう生きてったらいいんだろう?
第五章 あとがきとおまけの一章
1 あとがき
2 たとえば「世襲制度」について

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

白玉あずき

26
文庫から廃棄しようとして手に取って、つい読んでしまった。が、なんだこの文体は! うねうねくねくね、イライラすること夥しい。橋本さんごめんなさい。ヘンな例えを省略しもっと簡潔に、論の骨格を章ごとにはっきりしないと頭悪い人(私)には分からなくなってしまう。せっかく世評の盲点を突くよい視点をお持ちなのに残念。2017/12/11

さきん

21
今まで日本の歴史は中央の腐敗から地方から新勢力の勃興を繰り返してきた。しかし、今回は中央が爛熟し、腐っていっても、地方自体が中央に人材を吸い取られているので、同じような歴史展開を期待できない。本当に中央の統制が効かなくなって地方が自立しなくてはいけなくなった時は何か動きが起こるかもしれない。勝ち組、負け組の考えは2017年の時点だと、2000年前半に比べて弱まっていると思う。ごく一部を除いてみんな共倒れに近い経済状態だからだ。これから経験する世の中は乱世なのか未知数だ。2017/12/02

おおにし

16
今の日本は価値体系が崩れて機能しなくなった、知的な「乱世」であるという認識は納得できる。乱世だからこそ「今の日本の社会のあり方はおかしい」と思う人は他人に答えを求めるのではなく自分の頭で考えなさいと橋本治さんはこの本で言っている。ここに書かれたことはあくまで橋本さんの考えた途中経過であり、「この後よろしく」とのこと。乱世を生き抜くために私もこの本から得たヒントを元に続きを考えていきたいと思う。2013/10/23

ちくわん

12
主題が難しいのか、途中から全く頭に入ってこない。ただ、改めてタイトルを見ると、確かにこれを語っていた。私が壊れかけなのか、こういう本(著者)なのか、実に不可解。まっ、再読回し。2019/04/13

ヨンデル

5
昔読んだ本です、整理のため登録しています。2024/07/13

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