内容説明
健一はなんとなく迷っていた。目の前に倒れている少女は、綾さんじゃないだろうか? こんな風に倒れている綾さんを助けた後、ぼくは童貞を失った……はずだった。「私は誰なんでしょ――――――?」突如、綾は叫んだ。記憶を失ってまともになってしまった綾。普通の感覚で毎日を生きる彼女を13階の住人たちは綾夜と呼び、日々を送るのだが……。健一の日常から去っていたホタルのその後、そしていままで謎とされてきた刻也の日常。そしてつき合っている彼女・鈴璃との関係。少年と少女たちの日常はあるゆっくりとビートを刻みながら前に進んでいく。本編では語られないエピソードを健一や仲間たちの視点から描く。時に可笑しく、時に切ない健一の恋愛を探求する物語、書き下ろし初短編集!
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。
ソラ
7
【読メ登録以前読了作品】 内容(「BOOK」データベースより) 健一はなんとなく迷っていた。目の前に倒れている少女は、綾さんじゃないだろうか?こんな風に倒れている綾さんを助けた後、ぼくは童貞を失った…はずだった。「私は誰なんでしょ―?」突如、綾は叫んだ。記憶を失ってまともになってしまった綾。普通の感覚で毎日を生きる彼女を13階の住人たちは綾夜と呼び、日々を送るのだが…。健一の日常から去っていたホタルのその後、そしていままで謎とされてきた刻也の日常。そしてつき合っている彼女・鈴璃との関係。少年と少女たちの2007/05/23
Merino
6
なんてことないサイドストーリー集なんだけど、最近のものとは少し違う感じ。 本筋に出てこないようなサブキャラにも、しっかりと作者の愛が詰め込まれている。 特に、クールだけど不器用な刻也とその彼女のお話は少し胸熱で良かった。2018/07/28
サエズリ割津
3
短編集なので本編で離れ離れの状態であるホタルがでてきてうれしかった。やっぱり健一のことが好きなホタルは可愛い。2014/08/18
ソラ
2
【整理・再読】2021/07/25
tuppo
2
その人らしくあることがその人のためであるかは果たしてわからない。2019/04/18




