新潮新書<br> 愚問の骨頂

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新潮新書
愚問の骨頂

  • 著者名:中原英臣【著】/佐川峻【著】
  • 価格 ¥660(本体¥600)
  • 特価 ¥462(本体¥420)
  • 新潮社(2011/12発売)
  • ポイント 4pt (実際に付与されるポイントはご注文内容確認画面でご確認下さい)
  • ISBN:9784106101137

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内容説明

「答えが出ない」「煮詰まっている」のはあなたの頭が悪いからではない。悪いのは質問のほうである。良い質問のなかにはすでに正解が含まれているし、愚問はいくら考えても無駄なのである。花粉症の真の原因とは何か。なぜニュートンは万有引力を発見できたのか。この世にはびこる愚問を斬り、世界的発見、歴史的発明を生み出した賢問を見つめなおす。あらゆる角度から「問い」の構造を考える。

目次

第1章 愚問とは何か
第2章 病院の中の愚問
第3章 社会も愚問だらけ
第4章 科学者たちの賢問
第5章 意外な答えを導いた問い
第6章 ヒラメキは賢問から

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

B.J.

7
●学校を卒業して社会に出てから、私たちに突きつけられる「問い」の最大の特徴は、正解がないことである。 ●「燃えるゴミ」「燃えないゴミ」ではなく、「燃やしていいゴミ」「燃やしてはいけないゴミ」に分別しなくてはならない。 ●アイザック・ニュートンが偉大なのは、「リンゴが落ちるのを見て、万有引力を発見した」という皮相的な見方ではなく、『地球がリンゴを引っ張っているのなら、地球はあの天空にある月も引っ張っているのではないか』という空前絶後の「問い」を発したところにある。・・・本文より 2020/02/21

ぽこぺん

0
答えが存在している問いを立てる。幾つもの具体例が引かれています。確かに情緒的なものには、確たる答えは存在しないが、周りにはそんな問題が多い。感情に訴えて問題をすり替えている事もあったし、たとえ正しいことを言っていても感情的に認めてもらえない事もあった。社会では、たとえ正答が出てもまた次の壁があるという事だ。2011/05/28

金吾

0
○質問がダメだと答えがでないかずれるのは生活をしていくなかでよくある話ですが、その例がわかりやすく書かれており、面白かったです。2019/10/16

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