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内容説明
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ユダヤ教、キリスト教、イスラム教の違いって何? エルサレムはなぜ特別なの? イスラエルはどうやって建国されたの? パレスチナの少年アリとユダヤの少年ニッシム、そしてエルサレムの猫。二人と一匹が旧約聖書の時代から続く大問題をガイドする。(講談社現代新書)
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感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
mitei
253
パレスチナにまつわる問題を世界史的な見地から見た1冊。絵を交えての説明なのでとてもわかり易い。それにしてもパレスチナとイスラエルの問題は複雑だな。この本が出た後も更に複雑になっているし、イスラム国も出てきているので中々終わりが見えないな。2015/03/24
アキ
101
イスラエルとパレスチナとの戦闘のために、多くの民間人が犠牲になっている。積んであった本書に手を伸ばす。そもそも紀元前19世紀にヤハベがユダヤ人の祖先にカナンの地を約束したところから、ボタンのかけ違いが起こっていたのだ。紀元前1000年頃イスラエル王国が成立したが、紀元66年と132年にローマ帝国と戦い、神殿が破壊されてからユダヤ人の長いディアスポラが始まった。1948年イスラエル建国の翌年から、中東戦争が第一次から第四次まで続き、オスロ合意がなされたのは1993年のこと。何度も和解しては戦争の繰り返し。2023/10/28
ケイ
83
漫画ではなく、イラスト付きの説明。イスラエルとパレスチナのことはざっと知っているつもりだったが、アラビアのロレンスで知られるイギリスの二枚舌に始まり、大戦後のイスラエル国の国際的な承認、その後の中東戦争により、どんどんと土地を奪われていくパレスチナの苦しみを改めて知った思いがする。作者は中立を貫いているようだが、自分たちの国を奪われていくパレスチナ人であるアラファトを責めることはできないのではないか。アウシュビッツの悲劇を描く映画が沢山あるように、パレスチナ人の悲劇を描く映画があってもいいと思う。2014/07/27
月讀命
83
テレビのニュース番組でパレスチナ問題はよく報じられているが、私は一向に理解出来無い。この骨肉の紛争は、今に始まった事ではなく、私自身が子供の時代、それ以前から続いており、全く解決する糸目さえ見いだせない状況である。アラブとイスラエルは何故、永遠に闘いを続けるのか。ユダヤ教、キリスト教、イスラム教は同じ聖書を持っているのに、何故、仲が悪いのか。宗教や民族の違いがそれほど奥深い原因なのか。宗教の全く違う極東の日本に居ては知る由もない所だ。複雑と言われるパレスチナ問題を、より解り易く漫画で説明してくれる本です。2012/05/10
KJ
57
「平和」は望むが「和平」は遠い。かつて和平交渉を前進させた指導者は、皮肉にも同じ国民の手によって命を落としている。妥協をする位なら平和すら放棄しても構わない。その発想に民族問題解決の困難さがある。自分の属性に固執する余り、他者との間に明快な境界線を求めてしまう。「民族など命をかけて護るほど崇高なものではない」著者が指摘する事実に互いが気づき「民族という鎧」を共に脱ぐことも必要だろう。報復の連鎖を如何にして断つか。またこの対立を部外者が政治利用しようとする事で事態がより複雑化していることも忘れてはならない。2013/03/13
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