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内容説明
錯綜したそれぞれの思いに翻弄される逃亡者たちと、逸脱した殺意に酔い狂う刺客軍団。血生臭い決壊の予感が、その夜の静けさに漲り、さらなる混沌へと全員を導く銃声が、今、響く……のか? 圧倒的に過剰な個性で、各ジャンルの才能から熱い注目を集める現代漫画界最強の奇才が、暴走する筆力ですべてを青に染める、比類無きピカレスク・ロマン!!
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
ぬ(ぬ)
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ここにきて"撃つ男"の話から"表現者"の話に。"現実"とは即ち"物語"であるのか……なんかこの前読んだ『生ガンダム』ともいくらかテーマが共通しているように思えますな。待ち受けるのはカタストロフか、それとも……!?2015/06/09
よわむし
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ここまで、ストーリーの軸となる部分がほとんど見えないまま話が展開してきたが、この4巻くらいで、ようやくどういう話なのかが見えてくる。それは読者だけではなく、実は登場人物にとっても同じで、登場人物達は、自分達かこれまでどういう方向に進めばいいか分からないまま、強制的に連れられつつ、なんとか生き延びてきた。そうしてゴールらしきものが見えた時、それが絶望と隣合わせだと気づきつつ、全員がそこに向かわざるを得なくなってしまっている。だがそんなことはこの作者の漫画(現実)の中では「よくあること」なのだ。2013/12/27