ビームコミックス 青 オールー 第一集

著者名：羽生生純【著者】

KADOKAWA（2014/04発売）

• ISBN：9784757712102

内容説明

差能構造、漫画家。大ヒット作を生みながら謎の失踪を遂げ、沖縄に沈滞する。安対武、編集者。見栄と妥協と安直でしくじった人生の逆転を賭け、沖縄に飛ぶ。青い空と青い海の狭間でふたりは出会い、そして、澱のように溜まる時が、決壊する……!!　漫画界に屹立する異才が『恋の門』に続いて解き放つ、すべてが青に染まるピカレスク・ロードコミック!!

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

[りー]

こいつは想像の斜め上を行く名作！期待感高まる冒頭をことごとく裏切る主人公のクズっぷりに、呆れを通り越して清々しさすら感じる。あらすじに騙されるな！これは勢いとクズさでグイグイ読ませる真性の怪作だぞ！なお、この漫画の準ヒロインである線子さんは、この物語に於ける良心でありモラルであり、チートである。また、ラピュタのドーラママに並ぶフィクション史上最上級のいい女であることにも疑いはない。線子さんを寵愛するためだけに本書を読んでも損はない。尚、線子さんへの苦情は一切受け付けない。繰り返す、苦情は一切受け付けない。

2017/02/23

[4/123]

再読。今更ですが、この人恋の門の人か¨¨¨。個人的には『な¨¨¨何これ¨¨¨( ﾟдﾟ)ﾎﾟｶｰﾝ』という衝撃を受けたのでかなりお勧めしたいのだが、多分人を選ぶというより選ぶ人が僅少という状態になると思います。『騙されてやっても良い』という方だけ購入してみて下さい。感覚で言えば松本次郎のべっちんとまんだらを楽しく読めた人にはお勧めです。

2017/02/14

[ぬ（ぬ）]

キタノムービーっぽい感じですね。一発の銃弾が引き起こす、華麗なる人生のドロップアウト……！ 狂気あふれる描写はさすがハニュウニュウといったところ。

2015/06/06