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内容説明
東京に萩原、京都に川津あり。同じ発明家で、日本で初めて気球打ち上げに成功したご隠居の古い友人・川津源蔵を訪ね、京都に向かう萩原屋一行。だが入れ違いに、萩原屋にはやんごとなきお方を気球に乗せてくれないかというとんでもない依頼があり、それを川津親子が引き受けることに……。科学を愛し、人の力を信じる親子の夢を乗せ、気球は空を駆ける??!!
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
あつ子🌼
4
「羽根のあるもんはええのう どこへでも好きなとこ飛んで行けて いつか人間も飛べるようにならなあかんのお」 「虫にでけること人にでけんことあるかい いつか 人の骨も透けて見えるわい それが科学や 人の力や でけんことは なんもないぞ」 表題作めちゃめちゃ良かった(つд;*)2022/08/03
らぴす
1
舞台は京都。父親に不審を抱き反発する息子は、その思いと同じだけの強さで父親を愛し信頼し尊敬しているのに、その自覚がなかった。そして、そんな閉ざされた思いの扉を開けたのが、やんごとなき方を乗せるための気球作りと、萩原屋のご隠居。なんかもう、このご隠居は不死身なんじゃなかろうか。2016/07/22
patapata
1
wing版は全巻持っているけれども、書き下ろしとコレクション目的で購入。 カナメちゃんも作家の奥さんも可愛い。そしてご隠居が相変わらず粋だなぁ…素敵。2012/06/15
きじとら
1
変わり者の御隠居を狂言回しに、萩原屋で起こる騒動を描くシリーズの選集第4弾。「自慢の息子」に目頭が熱くなりました。実話ベースだそうですが、技術にかける人々の話にはいつだって、胸を熱くさせるものがありますね。モデルとなった島津製作所に、興味が湧きました。2012/02/07
ぐっち
1
「川津製作所」の回。島津製作所がこういうものを作ったって知らなかった。飛行船話面白かったです。作家の話は、カナメちゃんより奥さんがよかったな。2011/06/04