原子論の歴史 〈下〉 復活・確立

個数:1
紙書籍版価格
¥1,980
  • 電子書籍
  • Reader

原子論の歴史 〈下〉 復活・確立

  • 著者名:板倉聖宣
  • 価格 ¥1,584(本体¥1,440)
  • 仮説社(2004/04発売)
  • ポイント 14pt (実際に付与されるポイントはご注文内容確認画面でご確認下さい)
  • ISBN:9784773501780
  • NDC分類:431.11

ファイル: /

内容説明

中世にキリスト教によって追放された古代原子論は,ルネサンスによって再発見されます。そしてアルキメデスに注目したガリレオなどにより,その原子論的考え方が復活し,その後の科学研究をリードすることになります。その後,科学の研究が進み,原子の存在を証明する事実が次々と明らかになり,いまやその「原子仮説」は最重要の科学知識として確立したのです。

 巻末に原子論の歴史の詳細な年表がついています。
 科学史と教育を専門とする著者の40年来の研究が結実。これまでの原子論についての通説を覆す画期的な論文です。

★★ もくじ ★★
第9章 ルネサンスと原子論の復活
  ……ブルーノ,シェークスピアまで
第10章 ガリレオの時代と原子論
 ……〈液体分子の運動〉と〈結晶の中の分子の配列〉
第11章 近代科学の確率以後の原子論
 ……原子論の発展・勝利
第12章 革命の時代と化学的原子論
 ……ラヴォアジェとドールトンの時代
第13章 原子論の最後の最後の勝利
 ……ブラウン運動のなぞ
私の原子論とのつきあいと原子論の教育の歴史
 ……あとがきにかえて
原子論の歴史 年表
索引
※この商品は紙の書籍のページを画像にした電子書籍です。文字だけを拡大することはできませんので、予めご了承ください。試し読みファイルにより、ご購入前にお手持ちの端末での表示をご確認ください。

目次

第9章 ルネサンスと原子論の復活―ブルーノ、シェークスピアまで
第10章 ガリレオの時代と原子論―“液体分子の運動”と“結晶の中の分子の配列”
第11章 近代科学の確立以後の原子論―原子論の発展・勝利
第12章 革命の時代と化学的原子論―ラヴォアジェとドールトンの時代
第13章 原子論の最後の最後の勝利―ブラウン運動のなぞ
私の原子論とのつきあいと原子論の教育の歴史―あとがきにかえて

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

Narumi

2
下巻は時代が飛んでいきなりルネサンスから。著者の板倉氏は科学教育がご専門のようで、そのせいか「科学する心」みたいなものを教わった気がします。ラヴォアジェ(日本語の場合、ド・ラヴォアジェとは言わないんですかね?)の発見の経緯とか、光合成の仕組みを発見した人はいったいどうやって?とか、詳しく知りたいことがいろいろ増えました。2021/10/16

かんたろう

0
上巻と合わせた感想だが、紀元前からの原子論の歴史を論じた科学史の本であり、私のように近代原子論の展開を知りたいと思って読むと期待はずれかもしれない。2009/03/29

外部のウェブサイトに移動します

よろしければ下記URLをクリックしてください。

https://bookmeter.com/books/131865
  • ご注意事項
 

同じシリーズの商品一覧

該当件数2件 全てにチェックを入れる/全てにチェックをはずす