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内容説明
連也と宗冬――剣の両雄がついに相見え、雌雄を決する。剣気吹き上がる将軍家上覧試合の結末やいかに!? 剣一筋に生きた新陰流第5代宗家・柳生連也斎の遥かなる修行の旅路が今、終着の時を迎える。鬼才が描く、本格剣術劇画の最高峰、ついに完結!!
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
のれん
14
最後の最後まで剣術に尽くした男の道。 水月とは正に悟りの境地であるわけで、柳生剣術の神髄を極めるためには政治的観念だけでなく恋も切り捨てねばならない。十兵衛は目指すべき境地であり、それ故に人の身から外れてしまう。 なんとも矛盾した道だろう。だがそれでも分かるべき人間さえいればこの世も捨てたものではない。 例え時代が変わろうとも、将軍が許さなくても、確かな剣術は同じ道を究めし強者には必ず伝わる。 強者は精神的にも優れる講談節が光る。必敗に見せた勝利こそ、この物語の根幹であり、武士の持つ理想なのである。2021/10/31
活字スキー
13
【剣を政治的思惑の下に使いたくなく、また、置きたくはありませぬ】最終巻。求道は止まず。刺客、奸計をことごとく打ち破る厳包に対し、追い詰められた烈堂は何も知らぬ百姓をけしかけた上で待ち伏せるが、その敗北は誰の目にも明らかだった。望まぬ戦い、望まぬ殺生、途方もない艱難辛苦を乗り越えてようやく江戸に着いた厳包はついに、江戸柳生総帥・柳生飛騨守宗冬との御前試合に立つ。超絶の剣鬼と化した二人の激突は、しばしの静寂の後、ただ一瞬、ただ一度の剣戟によって決するのだった。 2020/09/29
こ86
1
十兵衛が出て嬉しかったのですが、高みを目指す覚悟が二人とも厳しいな…。 ずっと読みたかったので読めてよかった。 2015/05/04
らざあし
0
剣の道に生き抜く。剣の道に死ぬ、ではなく生き抜くというのが渋い。生きるからこそ、どんどん捨てていかなくてはならない迷いがあり、諸行無常であると思う。解脱の概念に近いなと思う。人としての輪廻から外れて、消えていく感じとか。とみ新蔵先生の漫画も、尾張新陰流の主人公は初めて読んだけど、面白い…。2024/06/24
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