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内容説明
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ユイたちの家族には、だれにもしられてはならない重大な秘密がある。それは、じつはママの正体がキツネだということ。人間のパパとキツネのママ、そしてキツネと人間の血をひく三人の子どもたち。親類のキツネたちは、不吉な予言をつげるのが趣味の大おばさんや、ちゃらんぽらんで大うそつきのおじさんなど、みんな変わり者ぞろい。まよいこんできた竜はお風呂場にすみつくし、弟の背中にはウロコがはえてくるし、信田家の毎日は事件の連続!
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
ぶち
106
読友さんの楽しいレビューで知った『シノダ!』シリーズ。 "シノダ"は、浄瑠璃や歌舞伎の演目ともなっている信太の狐の伝説にかけているのかな? 狐のママと人間のパパ、二人の間に生まれた三人の子供という一家とママの親戚の狐たちの騒動物語です。「災難と不幸は同じじゃないのよ。災難をのりこえられないことは不幸だけど、災難を乗り越えて行くことは、人生の楽しみの一つなんだから」というママのキャラクタに憧れます。ママが狐でも親戚が狐でもまったく動じないパパも素敵です。イツキお婆ちゃんがいつ登場してくるのかも楽しみ。2021/10/05
☆よいこ
73
児童書。シノダ①お母さんは実は狐。人間のお父さんと結婚して、ユイとタクミとモエの三兄弟がいる。5人家族で山の近くのマンション住まい。お母さんのお父さん、つまりおじいちゃんは時代劇が大好きで、よくテレビを見に来る。おじいちゃんは人間に化けたり狐の姿そのままだったりするけど、お母さんは子供たちに狐の姿は絶対に見せない。狐と人間、その子供たちの暮らしは一見普通にみえて、じつは大変なことばかり。チビ竜が、マンションのお風呂場に住み着いてしまった。どうなるの?▽面白い。続編も読むつもり。2020/09/11
masa@レビューお休み中
71
オススメされていた富安さんの本をようやく読むことができました。信田一家は、ユイ、タクミ、モエの三兄弟とパパとママの五人家族。普通の家族のように見えるのですが、実はママの正体がキツネなのです。全然予備知識なく読んだのですが、これはみなさんオススメするだけあって、文句なしに面白いですね。いきなり、キツネ姿のおじいちゃんが出てきたり、おじいちゃんの置きみやげのチビ竜がお風呂場を占拠したり…。予測できない事件が次から次へと起こるので、ワクワクしながらページをめくってしまいます。つづけて第二弾も読んでみようと思いま2013/03/23
takaC
69
先週に文庫で読んだばかりだけど挿絵に興味があって児童書版も再読。文庫になかったあれこれをじっくり眺めました。佐山さんとかマンションの台所とか浴室とか居間の絵とか。学校や街並みも然り。今朝読んだ4巻には挿絵頼りの描写があったけどこの巻にはそれはなさそう。2015/07/11
うしこ@灯れ松明の火(文庫フリークさんに賛同)
55
信田家は一見どこにでもいる普通の家族。でも実はママがキツネという重大な秘密がありました。信田家には時折ママの親族がやってきて何かと騒動を持ちこみ・・。シリーズ第1弾。読友さんご紹介の本です♪面白かったです。ハッカドロップをもらって喜ぶチビ竜が可愛かったです♪そして何事にも動じないパパが頼もしかったです。どんな困難もこの家族なら力を合わせて乗り越えていけそうですね♪次巻も楽しみです♪★★★★2012/11/29