探偵学園Ｑ（１１）

著者名：天樹征丸【原作】/さとうふみや【漫画】

講談社（2015/03発売）

• ISBN：9784063632545

内容説明

「紫雲龍(しうんりゅう)」と「日記」に秘められたメッセージを見破ったことで浮かび上がる、天才芸術家・九頭龍匠(くずりゅうたくみ)自身の謎とは……？　そしてＱクラスが遭遇する新たな事件は、コンクリートの塊で塞がれた完全密室での殺人！　ダムに沈む村を守るため、伝説の守護神「魔矢姫(まやひめ)」が、侵入者を“人柱の呪いの炎”で焼き尽くす……!!

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

[結葉天樹]

九頭竜匠の作品と日記。少しずつ謎を解く手がかりがキュウたちの手に握られていく。そんな中で発生した魔矢姫伝説殺人事件。ダム建設をめぐる人間関係の中で絶対不可能な密室で殺された被害者。DDSに協力的でない警察。Qクラスにとってもかなりの難事件。今回は冥王星が関わっていないようだがトリックは相当な難易度をうかがわせる。

2020/12/04

[十六夜（いざよい）]

九頭龍匠の「紫雲龍」を巡って起きた盗難事件が解決。いくら探偵クラブとはいえ家主に内緒で隠すのはいかがなものかと…。ダム建設を推進していた社長がコンクリートで塞がれた密室で焼死。はたしてトリックは？巻末の指輪の話は本当に小話的だったけど、いい箸休めにはなったかな。時間でいよいよコンクリトリックが解決。

2014/03/17

[祐樹一依]

【○】あれを別荘と呼ぶのはいくらなんでも酷かったな(笑)。ガチな物理トリックの予感!

2019/09/26

[浅葉]

★★★☆☆　病院の待合室にて。久しぶりに読んで懐かしかった～。まとめて読んでみたくなりました。江戸川乱歩の少年探偵団の流れを組む設定が好きでした。

2010/05/17

[佳蘋（よし）]

再読。

2012/11/01