内容説明
新教皇庁の反乱に荷担していたという濡れ衣を着せられ、苛烈な異端審問にかけられるカテリーナ! 窮地の主を救うべく、アベルたちAxは新教皇庁の首魁・アルフォンソが潜伏する北の辺境・エストニアへと飛ぶが――! 『トリ・ブラ』R.A.M.シリーズ第4幕、ついに電子化!──汝、目をそらすことなかれ!!
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
ヴェルナーの日記
74
ついに『R・A・M』の最終巻(といっても未完だけど)へ至ってしまった。4つ短編から構成されているが、殆ど一連の物語に繋っていてスフォルツァ枢機卿の冤罪を証明するためEXのメンバーが活躍する話。しかも最後にあの人物が再登場する―― 気になる。続きが気なる。大きな木になる…… (スミマセン!)自分的には過去に遡ってアベルとカテリーナとの出逢いについて、もっと描いて欲しかった気がします。 ……とても残念であります。著者・吉田氏の世界観を損なうことなく引継ぐ作家が登場してくれないかな~2016/06/13
harass
33
異端審問にかけられたカテリーナの濡れ衣を晴らすべく、アベルらの派遣執行官たちが、辺境のエストニアに向かうのだが。あらあの執行官復活なのか。サクサク読んでいくがちょっと中断。2024/12/29
藤月はな(灯れ松明の火)
20
カテリーナに異端の疑いが掛けられる。不自然な程、良く、出てくる証拠品に対して「教授」ことワーズワスは弁護人としてローマに残り、アベル達は智天使を捉えるべく、北へと向かう。北へとブラザー・マタイの「石油が取れるし、神様は救ってくださるだろうから虐殺しても構わない」と言い切り、千人単位での虐殺に舌なめずりするブラザー・マタイの狂信を代弁に利益を秤にかける様は嫌悪を通り越して清々しい程です。色んな意味で感情表現豊かなトレスとレオンとユーグの協力戦が好きです。外伝は「もう、ユーグを虐めないで・・・!」と言いたい2013/04/12
ヤマイシ(病氏)(山石)
4
日常では程よいギャグあり、バトルは緊迫感が伝わるし、テンポよく進むので続きが気になってしょうがない!2012/12/01
ちゃか
4
Ax「プロフェッサー」も結構好きだなぁ。43Pの挿絵が個人的にはツボ。カテリーナを助けるために動いていくのはいい感じ。後外伝がすごく気になる展開に…!2012/03/07
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