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内容説明
「週刊ヤングジャンプ」本誌&増刊において約3年間にわたり掲載された短編作品を、ライトな“A”、シリアスな“B”の2つに分けて収録。しかも全作品リミックスを施した新バージョンで構成された豪華版です!
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
よ
1
Cを読んだ流れで数年ぶりに再読。めちゃくちゃ久しぶりに読んだけど、なにも古びてない。いま改めて読むと、ネタ的には結構当時のネタっぽい気がするけど、そこに描かれている感情は普遍的なものだからなのか、あまり時代を感じることなく読める。「いつか忘れてしまうけど」「ピノキオの♪と」がいい。どちらも場面の切り取り方とアングル、ラストがとにかくすばらしいんです。2012/04/09
JACK
1
◎ A SCENEと対となる短篇集。ビターな物語が多い。麻薬と家庭内暴力が原因で崩壊した家族と、そこでもがく女の子を描く「いつか忘れてしまうけど」、別れた彼女への想いを断ち切るため引っ越す男を描く「ひととき全て」、思春期の男の子が感じる母親へのうっとうしさと、それでも変わらない母の愛を描く「bazaar」、偶然目撃してしまった事故の事を言い出せない少女を描く「ピノキオの♪と」など全6編。他の漫画家とはちょっと違った独特なセンスが好きです。2011/02/21
こぐま
1
新しい家族の始まりは悲しい出来事から、でもお母さんの顔は優しげ。清と春美それぞれ悲しい恋をして痛々しかった。父はなんであんなことに…。清が早く良くなるといいなー。2010/12/05
ジョン・ワン次郎
1
短編らしいネタの妙味と、漫画では表現が難しいタイプの余韻が楽しめる。作者のファンになった。2010/04/10
みぃみぃ
1
【普通の上】短編集。「A SCENE」の続きというか同じような目線の内容。あの頃の青春みたいな…w。すっかり大人年齢の自分は、自分自身の心と向きあわずボンヤリと成り行きで生きていると、こんな感じの大人になるんだな、でもそれはそれで羨ましいけど、と思った。 ◎→『ひととき全て』小さい頃の思い出=好きな人、でも相手に認識されてない。思い出から現実に降りてくるまでの関わり。 『Bazaar』母と反抗期の息子の関わり。2010/03/07