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内容説明
色あせない、こころの風景。 「A SCENE」「B SCENE」に続く武富智の短編作品集第3弾。週刊ヤングジャンプ増刊等に掲載された作品に、単行本描き下ろしを加えた7つの短編を収録。 ぼくらは繋がっているんだ。きっと。どこかで――。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
よ
6
ほんとうにどれもすばらしい。中でも「どんぐり飴」と「彼とアルミケースの底」と「SUPER HEROINE」が好き。とくに「SUPER HEROINE」。ページをめくったあとのあの場面転換とアングルはすごい。登場人物の感情が絵の中からあふれでてくるように感じられて、圧倒されて、気がついたらぼろぼろ泣いていた。武富さんはなんでこんなにも絵で人の感情を見せることができるんだろう。なんでこんなに揺さぶられるんだろう。2012/04/09
あさかわ
6
どの話も良かった…短かいお話だけど、登場人物たちの時間や想いがギュッと凝縮されている。心を打たれました。この作者は、話の長さ短さに関係なく、人物たちの人生を描く覚悟をしているように感じる。書店はぜひ、AとBも一緒に陳列してほしい！「SUPER HEROIN」が一番好きです。2011/02/24
丹羽とり
5
漫画を読んでいるというよりは映画を観ているような感じでした。どれも素敵ですがSUPER HEROINEが一番好きです。涙で目の前がぼやけて読むのが大変でした…。2011/11/28
miz_1001
4
薦められて。SUPER HEROINEに号泣した。こういう、「きみはもういないのか」的な老夫婦の話に弱いんだよ……。2011/10/14
JACK
4
☆ 温かい作品を集めた短篇集。厳しい母親との関係に悩む少女が見た白昼夢を描く「どんぐり飴」は子供を想う親の気持ちがよく分かる。先立った妻の残したノートのおかげで、途方に暮れていた男が再生していく「SUPER HEROINE」は「ちゃんとノート通り作ってるぞ。どうなってるんだオイ。味が…違う」のセリフに涙が止まりませんでした。短篇集「B SCENE」に収録された「いつか忘れてしまうけど」の続編「B SCENE AND BOYS LOVE」を含む全7編。同じ作者の「EVIL HEART」も合わせてオススメ。2011/02/23
