内容説明
好評『ここがおかしい日本人の英文法』の第2弾。今度は、受動態・形容詞・副詞編です。Jack is loved by Jill.のような受動文はなぜ不自然か。「美しい自然」とは言えてもbeautiful natureと言えないのはなぜか。I’ll call you later.とは言えるのに、I’ll see you two hours later.とは言えず、I’ll see you in two hours.としなければならないのはなぜか。fairly, quite, rather, prettyは一体どれくらいの「程度」を表わしているのか――あなたは自分が思っているほど、「わかって」いないかもしれない。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
paluko
7
英文を読む上で大切なことの一つはこの表現は「肯定的」なニュアンスか「否定的」なニュアンスか、という判別だと思うが、それに関係する副詞の用法が145~238頁(この巻の3分の1強)でたっぷり取り上げられている。また判断に苦しむことの多いquiteの用法について、イギリス人5名・アメリカ人13名に訊きましたというミニアンケート(157~164頁)の結果も興味深い。日本人である自分はやはり、ややアメリカ寄りの解釈になっているかと思うが、イギリスの小説を読む時など注意が必要だなと感じた。2021/02/03
Kamome
0
イギリス英語の記述が多くてなかなかおもしろかった。Quiteとか、程度の形容詞、副詞の使い方はかなり参考になったし、これがわからなければ正直ビジネスシーンで微妙な感覚の違いとかを理解するのが難しくなるだろうなぁと思いました。形容詞の中にも「肯定的、中立的、否定的」それぞれの形容詞があり、それと副詞の使い方がやっぱり大事だと思った。後は外国で英語生活を半年以上してたらなんとなく他の英語を話す人から感覚的に学べることが多かったので、案外海外生活で学んだこと多かったんだな、と見直す機会になってよかったです。2017/03/18
らぶりーず
0
quiteの英米での違いが興味深かった。イギリス人が書いた文章のquiteになんとなく違和感を覚えていたけど、このせいだったのかー。2010/06/03
cause
0
英文法Iに続き非常に役立つ。形容詞、副詞の意味、使い方がよく理解できた。2010/03/12
HILOKI
0
役に立った。2008/05/11