内容説明
メリッサは親を失った子供たちの面倒をみるのが夢だ。だが独身では、なかなか子供を引き取らせてもらえない。あせったメリッサは、本人の了解も得ないまま、隣人のロブと婚約していると嘘をついてしまう。激怒してやってきた彼は、事情を知るとこころよくフィアンセ役を引き受けてくれた。メリッサは喜んだが、そううまい具合にはいかなかった。疑り深い社会福祉事務所の責任者が毎日のように訪ねてきて、結婚についてあれこれと質問するのだ。婚約だけでは子供たちと暮らせない。せっぱつまったメリッサは覚悟を決め、ロブに話があると告げた。
感想・レビュー
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糸車
11
亡くなった伯母はヒロインたち三姉妹を引き取り育ててくれた。彼女たちは美人揃いで性格もいいけど異性関係に疎すぎる気がする(笑)ヒロインが自分たちのようにばらばらに里子に出されそうな子を引き受ける気持ちは尊いけれど、巻き込まれるヒーローが少々気の毒。ヒロインの優しさ、純粋さ、信念の強さに惹かれ形ばかりの結婚を受け入れる度量に感服。いい人だ。子供好きで我慢強いしね。ヒロインにメロメロなのに結婚してもキス止まりで清い関係をキープ。きちんとお互いを思う気持ちを伝え合うまでがじれったく長い!どうぞ幸せになって下さい。2015/06/23
ちはや
0
2002.4.7 ★★★☆泣