内容説明
車に乗っていて思い出した、小学生のころに聞いた「幽霊トンネル」での恐ろしい出来事……(「或る暗い夜」)。夏休みのある暑い日、彼は友人と遊んでいた……(「安心」)。真夜中に電話をかけてきた婚約者の正体は……(「真夜中の電話」)。一般公募の中から、作家・阿刀田 高が選りすぐった32点を収録。「寄せられた『体験』」シリーズ。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
猪子
6
寄せられた[体験]とあったので、実録怪談かな?と思って借りたのですが違った。でも、中には本当にあった話かもと思わせるぐらいクオリティの高い話が多かった。自由な発想の妙な話は本当に怖い。「三人の白人」は映像化されたら耐えられないであろうと思うぐらい怖かった。2018/01/19
やんも
1
本作はイマイチかな。要素は怖いが、それを表現する筆力がともなわないのが残念。妙に文章に凝ろうとして、失敗している作品も散見していたかな。ストレートなのがまずは一番と思う。2011/11/06
Chika
1
最優秀作品の「或る暗い夜」、面白かったです。途中まではすごくこわかったんですけど、オチでホッと力が抜けた感じです。「三人の白人」は訳の分からないこわさが何とも言えません…。その他に好きなのは「かわや神」。リアリティがあって、それでいて面白い。2006/10/25
No.7
0
後味悪い話が多かった気がします。2016/06/19
あやか
0
少し読みにくかった。しかし、お話は面白かったです。2012/10/25