内容説明
「それにしても、平和だよな」気が置けない仲間達に囲まれ、平凡だが平和な日々を過ごしていた富子市の高校生・木梨幸水。そんなある日、「お前さんには才能があるようじゃ―」彼は不思議な爺さんと出会い、時空転移装置なるものを手渡される。スイッチを入れた彼が辿り着いた先、そこは、「この世界は、地獄だ…」崩壊した富子市だった。そして、困難な状況の中で必死に生き延びてきた仲間達が彼を待っていた。「よかった…生きてたんだ…」生還を喜ぶ幼なじみの香織。だが幸水は戸惑いを隠せなかった。「ここは、僕の世界じゃない…」
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。
とも
18
明日が来る前に終わる世界がSFと流せたら、どんなに世界は平和ボケなんだろうか。フィクションと笑えない。2015/07/23
浮草
5
パラレルワールドもの。終末の様相を呈する異次元で現世の大切さを知る。王道です。2019/08/06
Humbaba
4
社会の情勢が一変すれば、今まで培われてきた価値観が崩壊してしまう。しかし、価値観が崩壊されたままでは生活が困難であるものの、自分で新しい価値観を構築できる人ばかりではない。強者に盲目的に従い、それによって分かりやすいメリットが有るとすればそちらに流れるのはさけられないところであろう。2016/05/27
さお
4
図書館本。木梨幸水、水樫香織、栗野武士、桃山仁、山野かりん。2015/12/29
ほしかげ@漫画以外
3
好感度:★★★★★ 『他人からなにかをしてもらって、それを当たり前のことだと思えるほど僕は醜くない!』 何故キミはそこまで鈍感なのだ…! と、ついツッコんでしまいたいくらいべたべたな幼馴染モノ(違) 世界平和(これも少し違うが)に貢献できる立場になるより、隣に立つ一人の人を選ぶって結末はこの著者に共通したスタンスだけど、偶には少し違う道を選んでみても…? とも思う。でも結局、敵役として描かれた桃山のように、人間の行動原理の大半はそのたった一人が占めていて、そこから離れた人間に何が出来るのか、とも思うんだな2012/10/20
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