文春文庫<br> 大君の通貨―幕末「円ドル」戦争

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文春文庫
大君の通貨―幕末「円ドル」戦争

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  • サイズ 文庫判/ページ数 307p/高さ 16cm
  • 商品コード 9784167627072
  • Cコード C0193

内容説明

徳川幕府の崩壊は、薩長の武力のみにあらず、もう一つの大きな要因は通貨の流出にあった。ペリーの来航以来日本は、初めて世界経済の荒波に見舞われた。幕府の経済的な無知につけ込んで、一儲けを企む米外交官ハリス、駐日英国代表オールコックたちの姿を赤裸々に描く新田次郎文学賞受賞の傑作歴史経済小説。

著者等紹介

佐藤雅美[サトウマサヨシ]
昭和16(1941)年、兵庫県生まれ。早稲田大学法学部卒業。会社勤務を経て、43年よりフリーに。60年、処女作「大君の通貨」で、第4回新田次郎文学賞受賞。平成6年、「恵比寿屋喜兵衛手控え」で、第110回直木賞を受賞する
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

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感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

AICHAN

52
図書館本。新田次郎文学賞受賞の小説。幕末を回天させたのは薩長だけじゃない。カネの問題もあったという話。幕末の日本においては金と銀の交換比率がほぼ1対5だったが、諸外国では1対16だった。つまり日本では金の値打ちが低く銀の値打ちが高かった。そこに目をつけた諸外国は銀で日本から金(小判)を買って外国で売り、そのカネ(銀)でまた日本で小判を買っては外国で売り、莫大な利益を貪った。結果、日本から小判(金)がなくなり物価が高騰し、特に武士階級を窮迫させたことが回転につながったということ。2019/01/07

糜竺(びじく)

45
久しぶりに私の好きな直木賞作家の佐藤雅美氏の作品を読みました。この作品は、新田次郎文学賞受賞の歴史経済小説です。幕末日本が開港した時、横浜で小判が大量に流出した時がありました。それは、日本と諸外国の金銀比価の違いから生じたものですが、なぜそうなったのか小説仕立てで深層に迫っている内容の一冊でした。この小判等の流出が、日本国内での物価の高騰を招き、江戸幕府も右往左往し、結果としては国内で不満が爆発し、幕末の動乱の引き金へといたっていくわけです。経済という観点からの、幕末の状況を知れて良かったです。2019/01/10

James Hayashi

36
新田次郎文学賞受賞作。幕末の通貨問題を題材に英国の初代駐日外交代表のオールコック(大君の都)から見た状況を丁寧に描いている。ペリー来日後、日米和親条約が結ばれ日本と海外の貨幣価値の交換比率が異なり、日本から大量の金が流出した。 日本側の事情も期待していたが、それは著者の「開国」に譲られているらしい。幕府崩壊の原因となった通貨流失と米外交官ハリス、英国オールコックの暗躍が腹立たしい。勉強になった。2018/06/22

yamatoshiuruhashi

33
読友さんのレビューで興味惹かれ読んだ。幕末、開国当時の日本の金銀レートは欧米諸国のそれと大きく違い、それを利用した外国人により日本の金が流出して庶民の暮らしは圧迫された、と学校では軽く習った。ところが、日本でも実は金銀レートそのものは世界的常識にちかいところにあり、いわば紙幣と同じように幕府が保証した代用通貨に銀を使っていただけだったということを初めて知った。ハリスとオールコックが当時の日本の主張を傾聴していたならば明治維新はなかったのか。為替相場の件もあり少し頭を使うが面白い観点の本だった。2018/05/09

坊ちゃん

27
幕府が滅んだ原因の一つに、外国為替によるインフレという説がある。 それに興味が湧き本書を手にとり読んだら、そのインフレの原因はアメリカ公使 ハリスの強欲から端を発したとは。イギリス領事 オールコックもハリスと似たり寄ったりの強欲だったんだ。インフレの原因が詳細に記述されており、評価は★★★★★。2019/01/29

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