内容説明
飛岡音楽院の院長・飛岡栄一郎は臨終の際、「決して弾いてはならない」という謎の言葉とともに、「送別のソナタ」と題する楽譜を孫娘の有紀子に遺した。学院の運営を栄一郎に任されてきた園井は、その曲の存在と恐ろしさを知っているようだった。遺言どおり、楽譜をしまいこんだ有紀子だったが、それが密かに持ち出され、幻のソナタを奏でられたときから、有紀子の回りでは奇怪な事件が起こりはじめる!! 赤川ホラーを代表する長編がいよいよ登場!!
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
読み人知らず
5
音楽好きな赤川次郎がホラーを送る。芸術家の身勝手さがリアル2015/04/09
Yuri
4
電子書籍でお買い得だったので、超!久々(小学校以来?)の赤川次郎作品。 読みやすいのでサラサラ読めましたが、登場人物の口調が気になりました。『~ですわ』とか言うかな? 弾くことを禁じられた幻の楽曲を巡ってのお話。題材は面白いので、続き!続き!2017/07/24
Steppenwolf
3
赤川作品は今までどうも軽いように思って未読であった。ホラーとしてある本で評価が高かったので読んでみた。怖いとか何より一ページ内の空白が多くて食い足りないというか。同時並行で読んでいる橘外男とくらべると余りに文字が少なすぎる。それでも怖ければ文句ないが今のところ怖くも何ともない。赤川氏は,私の敬愛するジャーナリストの没後に出版されたものに後書きを書かれていて同じような嗜好を持っているのかと思って期待していたので現時点では残念と言わざるを得まい。2008/09/16
リプリー
2
相変わらずのジェットコースター的展開で、下巻へ。面白い。2012/10/26
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