出版社内容情報
ゼロトラストとは、「信頼しない」前提で考えるセキュリティアプローチです。
従来のセキュリティでは、ネットワークの内側(社内など)は「信頼できる」、外側を「信頼できない」と捉え、その境界にセキュリティ機器などを設置する「境界型」と呼ばれるものでした。しかし、近年、これまでの常識が通用しないサイバー攻撃が激化しており、それに対する手法としてゼロトラストが注目を集めています。
本書では、ゼロトラストの歴史や概要、実装方法などについて解説しています。これからゼロトラストの導入を検討している人におすすめです。
内容説明
セキュリティの新概念「ゼロトラスト」がわかる!従来のセキュリティ対策では守り切れないネットワークの内外にあるデータの安全を守るためのゼロトラストの概念、そのアーキテクチャ、陥りがちな誤解などを丁寧に解説する今注目の1冊!
目次
01 ゼロトラストの概要
02 企業がゼロトラストに取り組む価値とは
03 ゼロトラストアーキテクチャとは
04 ゼロトラストアーキテクチャの構成要素
05 ゼロトラストアーキテクチャの運用
06 ゼロトラストアーキテクチャの理想と現実
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
Go Extreme
1
ゼロトラスト≒信頼しない概念 攻撃ライフサイクル→サイバー攻撃の高度化 ブラックリスト型アプローチの限界 サイバーセキュリティ≒DX投資 境界型セキュリティモデル SASE=クラウドで提供されるネットワークサービス 仮想VPN 生産性向上とゼロトラスト オブザーバビリティ=可観測性 ゼロトラストアーキテクチャ・ZTA 7つの原則 概念フレームワークモデル 承認・認可/デバイス/ネットワーク/クラウド/検知・運用・自動化 セキュリティコンプライアンス体系 インシデント対応の流れ サイバーキルチェーン2023/05/04
森島陸
0
わかりやすくて、読みやすい。 ゼロトラストの概念としてこの一冊では物足りないが、入門書としてはとても良い。2024/12/08