内容説明
故郷に戻った園井は、透明で少し粘り気のある液体の入ったちいさなびんを受けとった。飛岡音楽院の院長には、有紀子の姉・真由子が就任。これに対して、学院の実権を握ろうとした事務長の妻・久恵だったが、謎の男により、無数のネズミが床を埋めつくすビルの地下室に監禁されてしまう。一方、「送別のソナタ」の虜となった桐谷は、次第に常軌を逸していく。さらに事件が起こるなか、ついに明かされる驚愕の事実とは!!
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
読み人知らず
4
怖かったんかな。あっさり感はあったな。映像を思い浮かべると怖かった気はする2015/04/09
Yuri
3
うーん。なんて言うか虚構の部分と現実的な部分とのバランスがビミョーでした。もー少しどっちかに偏るか、世界観が近いかだとのめり込めたのになぁ。2017/07/25
えみりー
2
さらーっと読める。 ただ伏線がはっきり見えちゃう割に真相のインパクト弱い。 それにしても、ぶっつけ本番で幻想振っちゃう有紀子さん神過ぎる。2011/02/22
彩
1
正直、こんなホラーだとは(上巻)では予想できませんでした。そしてややがっかり感のあるオチでした(苦笑)2018/06/23
Steppenwolf
1
上の感想に書いたとおり書き込み量がたらない。状況の説明も不足である。なぜネズミの化け物なのかとか。恐怖を感じさせるシーンについてもあまりにあっさりしていて怖くなる前に次のシーンに移っている感じである。2008/09/18