ビッグコミックススペシャル<br> オーロラの街(1)

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ビッグコミックススペシャル
オーロラの街(1)

  • 著者名:山本おさむ【著】
  • 価格 ¥759(本体¥690)
  • 小学館(2014/09発売)
  • ポイント 6pt (実際に付与されるポイントはご注文内容確認画面でご確認下さい)
  • ISBN:9784091857811

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内容説明

小学4年生の幸子の同級生・久保は家が貧乏なため、クラスメートからいじめを受けていた。さらに潔癖症であるクラス担任の野島先生からも嫌われていた。ある日のこと、給食着をきちんと洗濯せず、手が汚いまま配膳した久保は、野島に激しく叱られ、そのままクラスを飛び出してしまった。そんなことがあって久保は学校を欠席するようになってしまう。以前いじめられていた経験のある幸子は久保を心配して、配られたプリントと給食のパンを届けるということで、久保の様子を見にいく。学校に出てくるようにすすめる幸子に対して久保は、誰も待っていない学校になんて行かない、と言い出す。しかし「わ…私が……待っとる…」という幸子の言葉に、久保のかたくなな態度はゆっくりと変化していくのだった(第1話)。●その他の登場人物/坂田喜市(工場で働く旋盤工)、ひふみ(理髪店で働く女の子)

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

厩戸皇子そっくりおじさん・寺

20
やはり山本おさむは間違いない。長編ではなく連作中編が2本。昭和30年代が舞台。共にアンチ『三丁目の夕日』的内容だ。第1話『マーブルチョコ』はいじめられっ子の女児2人の友情物語。設定も出来事も辛過ぎて、読んでいる私が大声をあげたくなるほどだ。ラストにかろうじて救いがあるが、2人の幸せを願わずにいられない。第2話『ひふみと喜市』は地方から上京した男女の切ない恋愛。こちらはハッピーエンドだが、ひふみの境遇が辛く、出生の秘話が悲恋である。ひふみに惚れる喜市の格好良さよ。昔確かにあった不幸がここにある。2014/10/06

ShogoHirara

1
読友、寺さんのオススメから。確かに山本おさむはまちがいない( ̄∇ ̄)しかし話が辛すぎる(>_<)確かにここまで切羽詰まってはいないが、この時代の雰囲気を子供時代にギリギリ味わった。先生もまわりの大人も子供につらくあたる継母も、価値観はこんな感じだったと思う。少なからず救いがあってよかった(T^T)2014/10/27

たっきん

0
電子1巻無料にて。2017/03/11

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