“古代幻想ロマン”シリーズ 5 眉月の誓(1)

著者名：長岡良子

秋田書店（2013/09発売）

• ISBN：9784253091350

内容説明

義妹・五百重（いおえ）との誓いを胸に秘め、孤高の人生をゆく藤原史（ふじわらのふひと）。二人の愛は…!?　古代幻想ロマンシリーズ!!

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。

[井月 奎（いづき けい）]

藤原不比等が正史にあらわれる前までの物語なので作者、やりたい放題に不比等を創り上げます。歴史にあらわれてからの不比等の存在は超絶なものがありますが、それをうまく仕上げています。歴史が動くときは偉大な人がうそでしょ？というくらい集中して登場します。不比等の活躍した頃もまたそうで天皇家だけでも古代日本の方向を決めた天智天皇、天武天皇、大友皇子、大津皇子、そして不比等とともに天智天武両天皇の改革を完成させた持統天皇。一人でも消化不良を起こしそうな人物で上手く組み立てて読み応えたまらん物語に仕上げています。

2020/05/10

[まぁねぇ]

鎌足の息子（？）史が幼心ながらに唯一愛した五百重と引き裂かれて宮へと出仕する。壬申の乱の後の天武天皇の治世で天智天皇の片腕だった鎌足の息子であるため、不遇な扱いを受けていたが、元からの才能で頭角を現し、藤原姓を賜るまでのお話し。少年期から青年期までの史の話。物語はこれから本番。

2019/06/07

[明野 立佳]

大好きだった古代幻想ロマンシリーズ。藤原不比等の物語。奈良を好きになったのは日出処の天子かきっかけだけれども。拍車を掛けたのは長岡良子さんの漫画です。おすすめー！

2016/11/18

[ぽへぽへ]

Kindle。藤原不比等の物語。

2024/01/05

[みーすけ]

(古いマンガ発掘中）感想は最終巻に。

2014/10/14