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内容説明
壬申の乱の前後に舞台を取り、ユニークな着想で激動の時代の人々を描く大型歴史ロマン!!
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。
井月 奎(いづき けい)
31
壬申の乱の前後を瑞々しく描く筆に涙を誘われます。国や民を思うからこそ人の心や命をかえりみないことを強いられる為政者、そして血脈を重んじるヒエラルキーは直情的で歪んだ悲劇をもたらせます。それらは時に晒されていつか限りなく透明になり歴史のなかできらめきます。私たちはそのきらめきに遠くありつつ、生きているのです。いにしえの人々の命の脈動は感じることはできませんが、それは確かにあったのです。2023/04/29
まぁねぇ
4
すごーく久しぶりに読みました。史と首を取り囲む話を色々な目線から書き綴ったこのシリーズ第1巻。初月の歌まで詠み進めるか、「ナイルのほとりの物語」に移るか悩む。う~む2018/11/06
二升石
3
或るドラマに、死者の蘇る場面が有った。彼は、自分の残した仕事をやり遂げてくれた同僚たちと束の間再会を喜び、そして再び彼方へ去って行くのだった…。日本人は感覚的に、生を知らず、また死も知らない。それは共に歩んでいた人が、ただ一時だけ木陰へ入ったに過ぎないと受け取っている。だからこそ、例え見えなくとも声が聞こえ、腕に包まれ、確信をもってそこに居ることを感じとれるのだろう。木陰を過ぎれば互いに笑顔で、またどこまでも歩いて行くことが出来る。長岡先生の作品が特別なのは、常にそれを明確に描いているからなのだと思う。2021/03/11
ぽへぽへ
2
Kindle。紙の本を手放したので電子で再購入。シリーズの中でこの辺はファンタジー的比率が多い気がする2024/01/04
みーすけ
1
(古いマンガ発掘中)昭和61年13版、古代幻想ロマンシリーズの一作目。このシリーズにはまったおかげで、大化の改新あたりから妙に詳しくなれました。史と大友皇子にドキドキさせられたのも・・・。2014/09/11




