- ホーム
- > 電子書籍
- > コミック(少女/レディース)
内容説明
高校バスケ界きっての天才プレーヤー・穂津見霖(りん)は超能力の持ち主。この力が家族代々のものと知った日から、彼の人生は大きく変わり始める!
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
nyaoko
46
ブクオフで108円だったもので、大人買い。懐かしい~懐かしすぎる〜徹夜して一気読み。シャイで優しくて守ってあげたくなるような霖、そう、あの頃は霖が好きだったんだ~。2017/02/08
kagetrasama-aoi(葵・橘)
37
「朱鷺色三角」第一巻。同作者さまの「八雲立つ」を最近読み返したので、思い立ってこのシリーズも再読。瀬戸内海の周囲10㎞にも満たない小島 蒼島が舞台。かつて “蛍族” と呼ばれていた穂津見一族の直系の後継者 穂津見霖が主人公。島を支配する旧家で殺人事件、血縁関係のドロドロ…とまるで横溝正史の世界。それだけじゃありません‼️穂津見家は超能力を搬出する家系、霖はバスケットボールに没頭していたのに、超能力者と言うことで悩みを抱えることになるんです、青春です。続きが気になります。2024/08/10
すみの
19
穂津見霖・・・高1にしてIHバスケ優勝メンバー。父母の遺伝子を受け継ぎ、容姿端麗、温厚な性格のまさにスーパースター。しかし、父病死、母交通事故死で天涯孤独になるが、実は岡山の蒼島に住む資産数百億の穂津見一族の直系(カバー画学生服の彼)。坂本零治・・・戸籍上は霖の従兄だが、実は異母兄。霖と零治の父に容姿も頭脳もそっくり(カバー画ヘアーバンドの彼)。穂津見一族の血にまつわる秘密、能力がこの2人の少年の運命を大きく変える。樹作品の男子は原則優男だけど、ゾクゾクします。2014/03/20
nagi
6
再読。閉鎖された島で、遺産相続を巡る殺人事件発生。孤島ミステリーの定番の様な設定ですが、超能力が加わる事で一気にオカルト風に?それでもぐいぐい引き込まれて、一気読み。懐かしさは感じても、古さはまったく感じませんでした。今後の展開がわかっていても、やっぱりまた読みたくなる作品です。2018/05/09
ちるる
6
何度目かの再読。飽きない。この血生臭い妄執の中の切なさと哀しみが好き。遺伝する力と歪んだ執着に縛られた一族の物語。霖と零治と蕾の強い結びつきがたまらん…(笑)旧家の遺産をめぐって起こる殺人事件、誰もが霖の亡き父に焦がれ、瓜二つの甥・零治に心を乱す。息子である霖に執着する。樹さんのお話に登場する女性はいつも恐ろしい内面を持っている。思えば昔から、男性キャラの麗しさとドラマティックなストーリー目当てに購入し続けている作家さんです。2013/03/16