日本経済新聞出版<br> さらばカリスマ セブン&アイ「鈴木」王国の終焉

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日本経済新聞出版
さらばカリスマ セブン&アイ「鈴木」王国の終焉

  • 著者名:日本経済新聞社【編】
  • 価格 ¥1,650(本体¥1,500)
  • 日経BP(2016/06発売)
  • ポイント 15pt (実際に付与されるポイントはご注文内容確認画面でご確認下さい)
  • ISBN:9784532320959

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内容説明

圧倒的強さを誇るセブンイレブンの内側で、何が起こっていたのか。「コンビニ」という業態を作り上げた男は、どこでつまずいたのか。微妙なバランスを保っていた創業家との関係は、なぜ崩れたのか。カリスマ退場で、コンビニ業界の勢力図はどう変わるのか。日経の取材記者が、全力を挙げてその真相に迫る。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

mam’selle

14
つい先ごろ世間を騒がせた、企業グループトップの退任に纏わるノンフィクション。 企業にとって相当レベルで社外秘にしている内容をよくぞここまで、つまびらかにできたものだと。ペラペラ話した人がいた事もさることながら、日経の取材力は圧巻でした。それにしてもこの本のテーマといい、英国のEU離脱といい、今年も激動の半年が過ぎようとしています。2016/06/28

645TJC

8
日本のカリスマ経営者といえば間違いなく名前の上がる人物。その人物がなぜあんな形で退任したのか?結果的には関係者間の感情的な対立による政治的要因が主。そして、その状況を機をみるに敏である海外投資家が利用し扇動したという図式か。鈴木氏は間違いなくカリスマであると思うが、その経営手法が必ずしも時代と合致しなくなりつつあった事も事実だと感じる。常に常識を疑い、前例ありきでなく何をする事が最適なかを考える。周囲からの反対こそ、新たなチャンスである証拠(人の手が及んでいない領域)という考え方は自分も常に意識したい。2016/07/18

陸奥☆独り旅

4
「一番常識があるのは社外取締役だから。」と言い放った伊藤邦雄教授。本書では、外資ファンドサード・ポイントの意に添う形で鈴木降ろしに動き、最後は本社ビルからも追い出す役回りとして描かれる。任意機関でしかないセブンの指名報酬委員会が、かえって社内抗争か外資ファンドの道具として機能したのではと訝ってしまう。「ガバナンスの働いた好例」なのかは歴史が評価するとはいえ、この違和感は何なのだろう。サード・ポイントの書簡や会見の詳細、多くのインタビューが原文に近い形で示されていてよい。世代交代について考える上で必読か。2016/06/27

shigeki kishimura

3
後継者を育ててこなかったからだと簡単に言うが、ここまで築き上げたカリスマの後継者なんてそんな簡単に育てられるはずがない。2017/09/10

Haruka Fukuhara

3
毎日の本と比べて読むと面白い。毎日は外資ファンドと現経営陣に買収されたんだろうかと思うくらい公平性を欠いた描写が続くし取材も浅い。やっぱり経済は日経なのかな。日経も結構いい加減と聞くけど他に比べると。社外取締役の伊藤っていう学者がいろいろやらかしたっぽい。あと外資ファンド面倒くさい。セブンもヨーカドーも頑張ってほしいけどどうなるか。ヨーカドーこのままだと売られそう。2017/03/24

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