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内容説明
トカゲとアザミは父娘ふたり暮らし。トカゲは気に入った客しか入れないピアノバーを開き、友人のミワが常連客として、いつもその店にやってくる。白い空の上では、アザミの亡くなった母・シイラが微笑んでいる。そして、トカゲの弾くピアノの傍らには、いつも天使が微笑んでいる――。表題シリーズ四篇を収録した、尾崎かおりのセンシティヴ・ストーリー。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
JACK
23
☆ 孤独なピアノ弾きの男と、天才と謳われた歌姫が出会い、二人の間に娘が生まれた。しかし、理不尽な事件で歌姫は命を落としてしまう。残された二人が辛いことを乗り越えて行こうとする辛く切ない物語。私の大好きな尾崎先生のデビュー作なので期待していたのですが、映画的な雰囲気、ドライな台詞、どんなに欲しくても手に入らなかった物への渇望など、息苦しい物語が好み。古書店を探しても見つけられず、Amazonマーケットプレイスで購入しました。2017/10/23
ねね
2
寂しがりの男の話。古い洋画を観るような雰囲気がとても気に入っています。シイラの歌の歌詞が好きで、ふいに読み返したくなっては再読する。「雪に落とした小さな種/あなたの呼び声を待っていた/こごえた両手をかさねて/私のすべてを捧げて咲いた/小さな小さな赤い花/私たちの大切な花/どうぞいつまでもこの胸に」この頃の尾崎先生の線がやわらかくて好き。アザミちゃんがとても可愛らしく、小さいのにちゃんと「女」なのがいいのです。手に取るチャンスはもうない本かも??でも、いい本です。2013/10/13
眞墨
2
「効果線がなくても動きを表せる人」と認識した尾崎さんのデビューコミックス。「静謐さを絵で表せる人」と再読で確認。2012/05/19
MamaxKoko
2
綺麗なお話。トカゲとシイラのエピソードが好き。特に遊園地の場面は映画のワンシーンのよう2011/12/11
井上サーモン
1
初めて読んだときは衝撃。なんというか、映画っぽかったなぁ。2011/08/15
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