ハヤカワ文庫JA<br> 星界の戦旗I ―絆のかたち―

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ハヤカワ文庫JA
星界の戦旗I ―絆のかたち―

  • 著者名:森岡浩之【著】
  • 価格 ¥638(本体¥580)
  • 早川書房(2014/10発売)
  • ポイント 5pt (実際に付与されるポイントはご注文内容確認画面でご確認下さい)
  • ISBN:9784150305734

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内容説明

アーヴ星間帝国では、三年前に〈人類統合体〉に制圧された星々を奪いかえすため、今まさに大規模な作戦行動が始まろうとしていた。戦争を前に、編成される大艦隊。その中に一隻の小さな突撃艦があった。艦の名は〈バースロイル〉。帝国の王女ラフィールが指揮する最初の船だった!――『星界の紋章』の続篇開幕!

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

ヴェルナーの日記

70
アーヴの方々は、濃~いキャラクターが多いこと。スポール提督は、いうまでもなく、ビボース兄弟もなかなかどうして―― 何が奇妙で突拍子もない考え方するかよく解からないけど、自分的には、ビボース的ネタで、双子で自虐的ツッコミ入れ捲くって遊んでいる漫才コンビという気が…… そして今ひとり、ドォサーニュ皇太子にしてバルケー王、帝国艦隊司令官兼幻炎艦隊司令官(なんと長い肩書き)。この人もいい(悪い?)性格をしておられる。そこはかとなくサディステックで、粘着質タイプのしつこさを兼ね備えた天邪鬼的な雰囲気が素晴らしい。2015/11/26

佐島楓

37
久しぶりのシリーズ。相変わらずルビの多さに圧倒される。二巻へ。2016/05/09

こも 零細企業営業

21
新造突撃艦バースロイル。初陣に複数の突撃艦からの砲撃によって撃沈。艦長含めて主要クルーには死亡者は無し。末端クルー達には犠牲者は出ている。。。 防衛戦後には大使の真似事もさせられてしまう。 何とも義務が重い2人だわ。2019/12/05

クナコ

20
シリーズ再読3回目。著者曰く前作「紋章」は案内書で本作からが本編。「紋章」で戦争の発端から3年を経、本格的な星間国家間の戦争が始まる。ジントも新米軍人としてラフィールが駆る戦艦で初陣に臨む。大艦隊同士が激しくぶつかり削り合う描写は宇宙戦争というよりも超大規模な騎馬戦のよう。帝国皇太子やユニークで個性豊かな提督達の活躍ぶりも楽しい。アーヴによる人類帝国は国旗と軍旗を同じ意匠で表す。「紋章」はアーヴ種族及び帝国そのものを、「戦旗」はその戦いぶりを表す。つまりこの物語の真の主役はアーヴであり帝国そのものだろう。2019/05/14

dorimusi

13
ジントとラフィールの会話が懐かしい。読んでて思い出してきた。かなり昔(27年前)の本なのに古臭さはあまり感じない。まぁSFだからだろうけど。 「紋章」は案内書で本作からが本編らしい。紋章は意外とスペースオペラではなかったんだけど今回はがっつり艦隊戦。 ラフィールは館長ではあるけど、突撃艦で一番小さい艦艇なのかな。どんなに小さくても20人で運用はびっくりだけど。戦争の大勢に影響ないところからスタートなのはなんかいい。立場上がりすぎるとキャラにあってないしね。 こっからどこまで成り上がるんだろうね。2023/06/17

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