内容説明
〈アーヴによる人類帝国〉が〈ハニア連邦〉を併合するはずの雪晶作戦が発動したが、逆に〈ハニア連邦〉は帝都への進撃を開始していた。作戦に加わった、ラフィールの弟ドゥヒールが乗り組む戦列艦も予定外の交戦状態にあった。一方、勅命にて帝宮に呼び出されたラフィールには、皇帝ラマージュから、新たな艦と任務が与えられる。苛烈な戦闘は、アーヴに大きなうねりをもたらすことになる。〈戦旗〉シリーズ・第一部完結!
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
ヴェルナーの日記
116
いよいよ物語が本格化してきました。中立的な立場だったハニア連邦の参戦によってアーヴ帝国領内が分断される。そして帝都ラクファカールを遷都すことになってしまった! そしてアーブ帝国皇帝ラマージュは、帝都ラクファカールと共に宇宙の塵となる…… このままアーブによる人類帝国は瓦解してしまうのか―― とっても先が気になる本巻です。早く続きが読みたいです。森岡先生、よろしくお願いしますから―― 早く続きを……2016/08/23
nins
40
待ちに待った星界の戦旗シリーズ第5弾。もう出ないものだと若干諦めぎみだった分、余計に嬉しい。前作から時が経っているいるのに話を覚えているのはこのシリーズの凄さ。アーヴによる人類帝国に襲う未曽有の危機。4カ国連合の強襲。ラフィールとジント、そして旧バースロイルのメンバー達も各々の場所で動く。戦いの非情さ。次々に退場していく大きな犠牲。陥ちざるもの「帝都ラクファカール」の崩壊。次へ繋げる決断。撤退戦の中でもペネージュ大提督の存在感はバッチリ。最強スペースオペラ。出来れば第2部はもう少しはやく読みたい。満足。2013/03/30
佐島楓
37
緻密に作り込まれた世界観があるのはわかる。しかしイメージがしにくい。アニメを見ていれば、もうちょっとジントとラフィール、彼らの世界に感情移入できていたのかもしれない。2016/05/13
不羈
36
ともすれば速読しそうになる自分を抑えつつ堪能した一作。この世界観は愉しい。次作が読めるのはいつになるのやら・・・2013/04/01
こも 旧柏バカ一代
30
首都に奇襲を受けて、殿を皇帝自ら行いながらもアーヴとしての象徴はしっかりと持ち出すが、、それは過酷な撤退戦でもあったが、、主人公である2人は重要な宝物を持っているために、ただ遁走するのみ。そして姉と弟は敵国に領域を分断された事により別れてしまう。彼等は再び会えるのだろうか?そして、この姉弟は皇族である為に強大な責任を担う事になる。 そして、、、6巻に続くのだが。。やっと読み返せたよ。さて、6巻も再読するかな?2020/03/22
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