内容説明
神々の住まう地クリスタニアは神王バルバス率いるベルディア軍の侵攻のため、まさに混沌の時を迎えていた。レイルズの指揮の下、善戦していた“獣の牙”の砦だったが神王バルバスの奇跡の絶対的な力により大打撃を受け崩壊した。ビーンの勇気ある行動で奇跡的に助かったレイルズたちの一行は復讐に燃える“剣の牙の公爵”グレイルの影に怯えながらも“会合の地”へと向かう。そして、マリスとレイルズは聖地へ足を踏み入れるが……。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
Tetchy
27
おいおいおい、ヤマがなかったぞ。あとスカスカの文章は何とかならないのか?2008/12/07
オルガ
2
完結巻。宿敵との戦いや神々の会合など見せ場はあるけれど消化不良な感じは否めない。クリスタニアサーガの一部ということはわかっているけどレイルズのその後などはちゃんと書いて欲しかった。シリーズ通しての感想とすると序章が終わって俺たちの冒険はこれからだというところでぶつ切りになっている気がする。2014/08/22
Keid
2
読み返して思うに、これでレイルズがダナーン王になる物語を書かないって酷い話だな。神王伝説とリンクしてるのはいいんだけどその説明がほとんどないのも小説としてはどうなんだろう2012/07/18
胡馬香具師茉侑馨
1
あっという間に終わってしまった感が否めない。しかもレイルズがなぜかサブヒロインとくっついたのかも納得できなかった。折角のファンタジー風なのだからもう少しどうにかできなかったのだろうか。2002/09/25
suzuki-takefumi
1
何だかするーん、と終わっちゃった。山場となるはずの山がすごく低い感じ。キャラクターの生かし方とか話運びとか設定とか、いろいろと不満点が多い。どうも他の媒体での補足を前提としているような話だった。2010/02/12