内容説明
宗教上の懲罰として、性愛技術として、刑罰あるいは拷問としての鞭打ち──古代からルネサンス、近代、そして現代にいたるまで、碩学が多分野にわたる周到な考察と該博な知識を縦横に駆使し、迫力のある文体でたどる異色の文化史。
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目次
SMというアルティフィスタタールのくびきを逃れてマゾヒズムというマトリックス処罰の受容ウェヌス讃歌ヴァリア・セクスアリス蛮族の眸(ルビ:め)の下に光と闇のはざま神聖なる無(ルビ:ネアン)ルネサンスにむかってエピローグ解説──澤名恭一郎
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
印度 洋一郎
3
元々は雑誌「S&Mスナイパー」の連載。であるからなのだろうが、文体がペダンチック。ざっくりいうと、「人間の社会にとって、鞭打ちとはいかなる文化的位置にあるか」を考察するコラム。古代から、鞭打ちには大きく分けて、「刑罰」と「儀式」という二つの流れがあった。刑罰の方は主に奴隷に対するもの、儀式の方は宗教の中で自らを罰して法悦を得ようとするもの。この宗教的な鞭打ちが大衆化されたものが今日のいわゆるSMではなかろうか、というのが著者の見立てではないかと印象を持ったのだが、如何に?何しろコラムだから、結論はない。2022/04/05
kizz
1
まあ、そんなに趣味じゃない人の書くものはドンばまりの人には物足りないのか。嵌りすぎてて趣味が合わないのか。どっちともいえないのだけど…もう少し資料性のある感じを求めていたのでイマイチ。2008/11/15
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