集英社文庫<br> 気球に乗って五週間

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集英社文庫
気球に乗って五週間

  • 著者名:ジュール・ヴェルヌ/手塚伸一
  • 価格 ¥555(本体¥505)
  • 集英社(1993/11発売)
  • 夏休みの締めくくり!Kinoppy 電子書籍・電子洋書 全点ポイント30倍キャンペーン(~8/24)
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  • ISBN:9784087602272
  • NDC分類:953

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内容説明

1862年、自ら発明したマンモス気球を駆って、“暗黒大陸”アフリカを探検しようとした勇敢な男たちがいた。ザンジバル島より駆け発ったファーガソンら一行のめざすは、「地図上の空白地」ナイルの源流。彼らの前には、驚異にみちた未知なる新世界が待っていた……全世界を熱狂させ、ヴェルヌを一躍、流行作家に押し上げた<驚異の旅>シリーズ第一作。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

ニミッツクラス

25
93年(平成5年)の税抜757円の文庫初版。生前に刊行された長編の第一作(1863年)となる。集英社ヴェルヌ・コレクションの一冊でメビウスのカバーは流用。「八十日間世界一周」は達成期限を賭けた冒険譚(故にそのオチも見事)だが、本作は純粋にアフリカ大陸を東から西へ気球で横断する事が可能か否かに挑戦した話。行程に沿って開陳されるアフリカ探検史の書込みが情報豊かで、著者が図書館に通い詰めていた話も納得だ。それでも巻頭の地図無くしては一ミリも理解できない。大小の排泄はどうやっていたのかが気になる。★★★★☆☆2022/05/27

ZAKI★

11
久々のジュール・ヴェルヌ作品。当時まだ未開も多かったアフリカを気球で横断する話。今ではスマホでちょちょいと調べることができるが、サバクトビバッタによる農作物被害、砂漠のオアシス、金鉱、様々な部族の争い等、当時は色々な本で調べて作品に組み込んでいく必要があり、作者の正確な描写には驚かされる。旅行が今ほどできなかった時代背景を考えると、このような作品は子供だけでなく大人にとっても冒険のたのしさを味わわせてくれる作品だと強く感じだ。時代が変わっても未知への探求心は今も昔も変わらない2025/07/16

Masaya Negishi

3
SFの作品なんだけど、現実感をとても感じさせる内容でした。妙な怪物が出てきたりはしない分、盛り上がり方が偏ってはいる雰囲気はあるものの、そこは読ませてくれる本でした。 当時のイメージなのか、とても映画化なんてできないような内容も溢れていて、本ならではの楽しさが大きいなと思います。 個人的は80日間世界一周の方がおもしろい気もしますが、これはこれですばらしいなと思います。2014/10/06

ataka

1
ヴェルヌ「驚異の旅」シリーズ第一作目! 原書は 1863 年刊行。まさに SF の原点。「わたしは、わたしの道を行くのではない。わたしのあとにできるのがわたしの道なのだ」p.222011/03/15

みのにゃー

0
処分前の再読。まだアフリカが未知の世界だった頃に描かれた気球による冒険記。空の旅はいいな~。アフリカに行かないで描く。すごい空想力。2018/07/14

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