内容説明
比叡山では最澄亡き後、その意志を受け継ぎ、唐に渡った円仁、円珍が天台密教を盛んにした。やがて時代は平安末期、都では疫病が流行し、治安は乱れ、乱世の様相を呈した。法然は、あらゆる階層の人々に浄土念仏の教えを説き、苦悶する民衆に極楽往生の道を唱える。万人に開かれたこの新しい教えは親鸞、一遍へと受け継がれてゆく。天台密教の興隆から鎌倉新仏教の発展までその歴史をひもとく。
目次
1 最澄と空海の後継者たち
2 末法到来におびえる
3 浄土門の仏教の芽生え
4 浄土信仰の大いなる展開
5 万人が救われる道
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