内容説明
199X年。世界的に凶悪なレイプ事件が増えている。警視庁にも専門の捜査班が生まれたが、事件の頻発には追い付けなかった。その情勢をあざ笑うかのように、レイピストを制裁するグループが暗躍した。しかし、制裁の新の目的には人類驚愕の意味が隠されていた!? SF界の鬼才が凄まじいパワーで放つアドベンチャー・ホラー巨編!
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。
海猫
63
この作品は1990年当時に刊行されてすぐの時に読んでいた。わりと派手な内容だと記憶していたものの、今回読み直してみると前半はけっこう手堅い印象。レイプ殺人魔と警視庁捜査班の対決のパートが警察小説的に地に足が着いている感じ。実は背景に侵略SF的な仕掛けがあるんだけれども、じわじわと真相を見せてくるつくりになっている。主人公の剣城は刑事としての立場が危うくなり恋人も大変な目に遭うが、ここは下巻での反撃に期待したい。過激な性描写もあってこの頃のエンタメの香りがする。伝奇バイオレンスとか流行ってた時代だったしね。2025/08/24




