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特集 実存とケア(趣意文;「気遣い」を問いなおす―看護の事象に即して;こどもたちのユートピア―社会を下から作り直す;ありのままの生とインタビュー中心主義の帰趨―「ケアの現象学」の素朴さが映すもの;『存在と時間』におけるケア論の可能性)
応募論文(三願転入の前提―親鸞の衆生像と『観経』読解;ショーペンハウアーにおける「個体化の原理」の問題;ニーチェ『悲劇の誕生』の美的公共圏;世代発生的現象学における「現象学的出生」の内実―フッサールの「伝統」概念を手掛かりに;『存在と時間』における言明の真理と世界内存在の志向的解釈の梗概)
書評(冲永宜司著『始原と根拠の形而上学』;水野友晴著『「世界的自覚」と「東洋」―西田幾多郎と鈴木大拙』;中山剛史著『ヤスパース 暗黙の倫理学―“実存倫理”から“理性倫理”へ』;岡田聡著『ヤスパースとキリスト教―二〇世紀ドイツ語圏のプロテスタント思想史において』;中川萌子著『脱‐底 ハイデガーにおける被投的企投』;峰尾公也著『ハイデガーと時間制の哲学―根源・派生・媒介』;亀井大輔著『デリダ 歴史の思考』)