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内容説明
【雪のようにはかなげな女の子の物語】真っ白な雪がふるクリスマス間近の靴店で、順正はへそ曲がりだけど気になる女の子瑞希に出会う。やがて彼は長年の片思いを実らせて幼馴染の世衣子と婚約。ところが彼の家の隣に引っ越してきた住人が、あのへそ曲がりな瑞希と知って放っておけなくなるが…。瑞希のクリスマスのせつない思い出とは？ 【同時収録】赤い淡い夜がすき
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。
みのにゃー
1
処分前の再読。担当が変わって、初めて自由に描けたという岩舘さん。短編の名手だなぁと思う。幸せなカップル（しかもなりたてほやほや）と、あまのじゃくで寂しがり屋の女の子。自分達だけ幸せになるのが後ろめたくなってしまう。2018/03/05
サト
0
10円で叩き売りされてた。84年発刊でしかも初版とかドキドキする。すでにいくえみ綾の名前があって驚き。岩館的暗くて可愛い不思議ちゃん。こんな子が近くにいたら放っておくほうが難しいよ。かまってかまって心も体も健康にしてやりたくなる。反対に、危なっかしい彼女の側で引き込まれてこちらまで不安定になりたくもある。綺麗な女性も良いけど危うい少女がとても上手い。2014/08/01
水蓮
0
再読。2009/04/26
