岩波新書<br> 女と自由と愛

岩波新書
女と自由と愛

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  • サイズ 新書判/ページ数 215p/高さ 18cm
  • 商品コード 9784004200741
  • NDC分類 367.2
  • Cコード C0236

出版社内容情報

結婚しない方が女は自由なのだろうか.育児と仕事は両立するか.主婦の生きがいとは何か.男性本位の現代社会にあって,女の主体的な生き方をめぐり議論が渦巻いている.長年にわたり女性からのさまざまな疑問や相談にこたえてきた著者が,日本人の恋愛観,専業主婦の自立性,家庭の意味,フリーセックスなどについて,共に考える.

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

K K

3
良書。かなり昔の本なので時代錯誤なのは否めないが、書かれたことが未だに当てはまること、昔とはいえたかだか30-40年前の日本がここまで遅れていたことに驚いた。うなづくところが多い。大事なのは全ての女性に門戸がひらけあらゆる選択肢があること。未だ日本は遅れている。本人が幸せ、自由であればいい。専業主婦として、あるいは仕事に生きようが、子供、キャリア、パートナー全てを手に入れようが本人が幸せであればいい。しかし、現代の婚活や政府の施策は迷走している。多くの女性が生き生きと出来る社会はいつ実現するのか。2017/03/22

アキコ

2
約30年前に書かれた本にも関わらず頷ける内容。男女の関係や家との関係、女性の社会進出のターニングポイントは明治維新と戦後ということを知りました。今の日本(や多くの企業)は戦後の思想から変わっていないと少し残念です。しかしながらp58「人間の生きる目的はめいめいのからだと好みにあわせて、もって生まれた特徴を十分に生かすこと」と言っているように、生き方の真髄も変わらずというのは心強いです。2012/07/27

0
Y-302009/02/23

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