内容説明
経済省に勤める我妻章子。彼女は、弟の伸一が呪術でサラ金業者。水上を殺そうとしているのを知り、心を痛めていた。そのうち、伸一は家出し、サラ金業者を狙った連続放火事件が発生。火災現場からは神奈川県庁次長・深山の死体が発見された。〃弟が犯人?〃あせる章子のもとに謎の手紙が!? 「タロット日美子」のデビュー作!
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
セウテス
90
タロット日見子シリーズ第1弾。〔再読〕数多くのシリーズ物を描いた作家で、後に夫である二階堂警部も一本立ちしている。1年間に5、6冊の新作を発表、一時は月刊日見子と言われる程だった。経済省に勤める我妻章子は、弟が殺人事件に巻き込まれたのを悩み友人の日見子を訪ねる。日見子はタロット占いで、事件の流れを読み解決に尽力する。というのが全体の流れだが、謎解きの基本は暗号ミステリだ。元々短歌や川柳を用いた暗号がメインの作風で、当時は活劇タッチのサスペンスが、軽く読めて良かった。案外今の方が、言葉の謎解きが難しいかも。2019/03/15
ハロー
1
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