内容説明
タロット占いの名手・二階堂日美子のもとに、沖縄に住む友人・広尾多江から思いつめた電話が入った。夫・恵一を奇病で失い、〃死にたい……〃と言うのだ。日美子は急遽、沖縄に飛んだ。多江の失踪を知り、彼女の義妹・みどりとその恋人成川とともに行方を捜す。だが、日美子の前でみどりが、そして成川が……!?
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
web-holic
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登場人物が全員(たぶん)ナイチャーな件。2015/07/13
はぎもん
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沖縄の場所がいろいろ出てきます。行ったことのある人は楽しいかな。2014/06/16
しーやん
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展開のスピードが半端ない。かと言って端折ってる訳ではなく丁寧に情景を描いているが飽きる事無く新しい展開に持って行かれる。過去に結構な斎藤氏の本を読んだが一番好きな一冊になりました。 昨夜だけで残っていた250頁を一気に読破してしまった。舞台は沖縄とその周辺諸島(一部創作島)訪れた事のある場所なので当時の事を思いだしたりも。 全ての風呂敷が綺麗に畳まれて読み終わってスッキリ。現場に主人公の夫が登場した時は鳥肌。背景全てを知ったので今日から再度読み直し決定。素晴らしい素晴らしい素晴らしい。是非読んでください。2018/09/04