内容説明
島原・天草の大乱を鎮めた家光は、遂に鎖国断行に踏みきる。一方で寛永御前試合など、家光らしい政治アイデアも次々と実行されていく。悩みの種は春日の局、世継ぎのないことを案じて側室を迎えるよう強く迫ってくるのだ。“生まれながらの将軍”の役割を果たしていく家光の円熟期を描く。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。
さつき
51
寛永御前試合を経て将軍の責任の重さを実感する家光。彼を名君たるように支えた人々も次々と亡くなります。歳を重ね経験も増すことで、慎重になることは悪いことではないですが、天衣無縫で八方破れだった人が小さくまとまってしまうようで少し寂しさを感じます。2017/07/31
k5
49
島原の乱も終わり話がだいぶ地味になってきました。中年になった家光の周りでは、乳母の春日局や宿老たち、そして曲者柳生宗矩らが死を迎えます。寛永御前試合とかも地味に取り扱ってましたが。最終巻、なんかネタあるのかな。。。2022/07/11
今日は決算前
3
◯ 徳川家光が名君と言われる時代を描いたこの巻では、大きな出来事は描かれず、嫡子となる家綱の誕生等により、より安定した世が築き上げられつつある中、家光の幼少期から支えていた多くの功臣が次々と亡くなっていく様が描かれる。天海、春日の局、柳生宗矩等若き家光を叱咤しながら大きく育てたとも言える者達が亡くなっていく。最後の阿部重次とのやり取りはその関係も含めて興味深い。まだまだ浪人問題は解決していないが、より成熟した家光の姿は頼もしい。【図書館本】2026/05/09
都人
3
天草の乱を鎮めて、日光の東照宮を奉り、いよいよ本格的に三代目としての治世に邁進する家光。40代半ばで逝去したとは知らなかった。2019/12/12
どらんかー
2
家光公人生の大転換2022/10/18
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