山岡荘八歴史文庫<br> 伊達政宗(7) 平和戦略の巻

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山岡荘八歴史文庫
伊達政宗(7) 平和戦略の巻

  • 著者名:山岡荘八【著】
  • 価格 ¥770(本体¥700)
  • 講談社(2015/03発売)
  • 夏休みの締めくくり!Kinoppy 電子書籍・電子洋書 全点ポイント30倍キャンペーン(~8/24)
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  • ISBN:9784061950573

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内容説明

大坂冬の陣につづく夏の陣。もはや勝敗の目は、はっきり関東ときまっても、なお流される血また血。そして、エスパニア艦隊の来援はないままに、ついに豊臣は滅びる。このとき演じた徳川家康の愁嘆はなんだったのか。その姿を目撃したとき、政宗のなかに何かが芽生えた。そこに人生勝負の窮極があった!

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

優希

52
大阪の陣の勝敗の目は定かなのに争い続けるのが辛かったです。血に次ぐ血。豊臣は滅び、事実上の徳川政権の幕開けです。政宗は何を思い、江戸を迎えたのでしょうか。ただ、自らの中に何かが芽生えたのは確かです。そこにこそ人々の勝敗があるのでしょう。2023/02/15

優希

48
大阪の陣は勝敗の目が決まっているのに、流されるように争うのが辛かったです。豊臣は滅び、徳川の勝利で泰平の世が訪れますが、政宗の中に芽生えた感情が自分の中の戦いへと導いているようでした。2022/04/09

koba

24
★★★☆☆2012/10/31

ちび\\\\٩( 'ω' )و ////

22
「大坂夏の陣」。これが日本の戦国時代の最終戦争となる。真田幸村。この名将が大坂の戦いで初戦、あるいは途中から陣頭指揮を執っていれば歴史も変わっていたかも知れない。しかし、それが運命なのだ。それが天命なのだ。「天下は天下の為の天下に非ず。天下は一人の為の天下ではなく、民の為の天下だ」と説く家康。反骨の虎・政宗に、75年もの歳月を戦国期に身を投じてきた天下人家康の言葉は胸奥に響く。勝って滅ぼす、勝って服従させていくことが天下統一の道だと疑わなかった政宗にも、真の天下への在り方が家康との触発で開眼されていく。2020/04/29

くみ

15
政宗の野望、家来をスペインに派遣、スペイン艦隊に来てもらい、海上から脅し、大坂冬の陣にかかりきりの幕府を狼狽させる。そしてキリシタンの忠輝に仲介させ、将軍にさせて自分は摂政になる、、というもの。これが家康に見透かされていて、よく無事だったな!現実は海外事情の悪化(スペイン無敵の敗北)、大坂冬の陣で豊臣家滅亡、素行不良の忠輝は離縁の上蟄居させられる。 政宗自身は戦後の家康との対面で大きな気づきを得、転機を迎える。 死が迫った片倉小十郎の政宗への忠告が胸を打つ。本人の力だけでなく、周りに恵まれてたんだなあ。。2017/09/04

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